食物アレルギーになると、どんな症状が出るの?

2017/09/29 08:00
離乳食をスタートさせたばかりの時期に赤ちゃんの皮膚の状態が少しでも変わると、「食べ物が原因かも?」と、心配になることもありますね。食物アレルギーは、どんな食べ物を食べた時に、どういう症状が起こるのか。今回は、食べ物の種類と身体に起きる症状についてお伝えします。

 

離乳食をスタートさせたばかりの時期に赤ちゃんの皮膚の状態が少しでも変わると、「食べ物が原因かも?」と、心配になることもありますね。食物アレルギーは、どんな食べ物を食べたときに、どういう症状が起こるのか。今回は、食べ物の種類と体に起きる症状についてお伝えします。

 

食物アレルギーにはタイプがある!?

食物アレルギーには、大きくわけて5つのタイプがあります。食物アレルギーの中で最も多いものが、「即時型症状」と呼ばれるものです。アレルゲンとなるものを食べてから、だいたい2時間以内ぐらいにアレルギーの症状が起こります。


また、牛乳や育児用のミルクなどが原因で起こる「新生児-乳児消化管アレルギー」や、アトピー性皮膚炎に伴って発症する「食物アレルギーの関与する乳児アトピー性皮膚炎」などもあります。


このほかにも食物アレルギーには、アレルゲンとなる食べ物を食べたあとに運動をすることで症状が出る「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」や、花粉症との関連性が考えられている「口腔アレルギー症候群」などもあります。

 

食物アレルギーが原因で起こる症状は?

食物アレルギーが原因で起こる体の症状には、さまざまなものがあります。たとえば、皮膚に起きる場合は、手足が赤くなってかゆみが出たり、じんましんが出ることもあります。

 

また、粘膜に症状が出る場合は、目が赤くなって充血したり、まぶたがむくんだり、口の中がかゆくなることもあります。このほかにも呼吸がゼーゼーする、急に吐き気や腹痛が起きることもあります。


食物アレルギーはどんな食べ物で起こる?

アレルゲンとなる食べ物は、症状や年齢によってさまざまです。たとえば、乳児期の場合は、おもに「3大アレルゲン」ともいわれている鶏卵、牛乳、小麦があります。幼児期以降からは、ピーナッツやそば、えびやカニのような甲殻類、果物類などがあります。

 

また、花粉症との関連性が考えられている「口腔アレルギー症候群」の場合は、ある特定の果物や野菜を食べたあとに症状があらわれます。

 


赤ちゃんにとっては、すべての食べ物が初めての体験の連続です。もし、赤ちゃんが「食物アレルギー」と診断されても、まずは落ち着いて。きちんとアレルギーについて知ってから、ゆっくりと離乳食を進めていきましょう。

 

※参考文献
「食物アレルギー診療ガイドライン2016」(協和企画)
「食物アレルギーの栄養指導」(医歯薬出版株式会社)
「図解食物アレルギーの悩みを解消する!最新治療と正しい知識」(日東書院)
「食物アレルギーをこわがらない!はじめての離乳食」(主婦の友社)
 


著者:管理栄養士 富田チヤコ

管理栄養士で一男一女の母。大学卒業後、専業主婦時代に離乳食作りから食の重要性に気付き、管理栄養士・フードコーディネーター・消費生活コンサルタントの資格を取得。書籍や女性誌の栄養監修など、主に健康と食のジャンルを中心にフードライターとして活動中。

 


  • 1
  • 3
  • 1
  • 0

既にクリックしています。

この記事にコメントする

残り2,000文字

食・レシピの新着記事

はじめての方へ

赤ちゃんの笑顔でいっぱいの毎日を。『ベビーカレンダー』は、赤ちゃんが毎日を笑顔で過ごせるような情報をお届けする、妊娠・出産・育児の情報サイトです。日めくりカレンダーを毎日めくるように、『ベビーカレンダー』を、ぜひ毎日ご活用ください。