赤ちゃんが生まれるならインテリアの配置を変えて、赤ちゃんのためのスペースをつくらないといけません。おなかが大きくなると片付けも大変になってくるので、妊娠中から少しずつ準備していくのがおすすめです。赤ちゃんのスペースづくりで考えておきたいことをご紹介します!
まずは赤ちゃんのためのスペースを作ろう
まずは、赤ちゃんのためのスペースを確保します。昼間はママと一緒にいられるリビング、夜は寝室に、それぞれ赤ちゃんコーナーを設けましょう。ベビーベッドは必要とは限りません。最初は使っていても、ママと一緒にお布団で眠ってしまうことも増えた、という方も多いそうです。ただ、2番目以降のお子さんの場合や室内にペットがいる場合は、ベッドがあった方が安心です。
赤ちゃんスペースを作る場所は、上から物が落ちてくる危険があるところを避けます。エアコンの風が直接当たる場所や直射日光が当たる場所も避けましょう。
赤ちゃんのために使うおむつやお尻拭き、綿棒やガーゼなどのお世話グッズは、移動式のキャスターがついたワゴンなどにひとまとめにして入れておくと便利です。また、粉ミルクやほ乳瓶、ミルクの缶などもかごにひとつにまとめて、キッチンに置くスペースをつくります。まとめておくとミルク作りに必要なものがひと目でわかるので、パパがミルクをつくるお手伝いがしやすいという利点もありますよ。
家具やインテリアについても考えてみよう
赤ちゃんの”ねんねのころ”というのは意外と短くて、すぐにハイハイをしたり、つかまり立ちをし始めます。動き出すと、思いもしないものが「危ないもの」になったり、出してほしくないものを全部引っ張り出したりします。たとえば、インテリアとして飾っている小さな観葉植物でさえ、赤ちゃんにとっては非常に危険なものになるのです。また、赤ちゃんによっては、何でも口に入れてしまう子もいます。口に入れると危険なものや倒れると危ないもの、出されては困るようなものは、赤ちゃんが出入りしない部屋に片付けます。
つかまり立ちを始めてよちよち歩き始めるころは、まだ足下もおぼつかなくてよく転びます。とくに、フローリングはすべりやすいので、転んでケガをする可能性もあります。また、おしっこやミルクの吐き戻しなどで床を汚すことも多いです。そのため、赤ちゃんがいるスペースには「取り外しが出来て簡単に洗えるフロアマット」を敷いておくと安心ですよ。 ほかにも、テーブルのカドも非常に危険なので、「コーナーガード」を取り付けると安心です。
赤ちゃんは日々成長します
なにが危ないものになり得るかは家庭によって異なりますから、赤ちゃんの目線に立って危険なものがないかをよく見てください。赤ちゃんは日々、成長していろいろなものに好奇心を示します。それは、とっても素晴らしいことですが、ちょっと目を話したすきに……なんて取り返しのつかない事態にならないよう、妊娠中から赤ちゃんにとって安全で快適なスペースをつくっておきましょう。(TEXT:津田 玲)