夏の楽しみのひとつといえば、スイカ。わが家では両親がスイカを栽培していることもあって、当たり前のように夏にスイカを食べます。ほとんど水分というイメージのスイカですが、実は知られざる栄養効果があるのをご存知ですか?今回は、夏こそ食べたいスイカの魅力に迫りたいと思います。
熱中症対策にもなる
筆者の両親は兼業農家を営んでいます。農作業の手伝いをしていると、3時のおやつに決まって出てきたのがスイカです。
祖母が冷え冷えのスイカを田んぼに持ってきて、その場でザックリ切るのが定番でした。真っ赤な実から滴り落ちる果汁を見るたびに、テンションが上がったことを今でも覚えています。スイカは見てのとおり水分がたっぷり。体を冷やす効果があり、熱中症予防にもなるといわれています。
スイカは離乳食にもピッタリ!
スイカは、消化時間が早いことをご存知でしたか?それだけ胃腸への負担が軽いので、離乳食にも適した食材だと思います。わが家では生後5カ月ごろからスイカを与えていました。種を取り除いて、すりおろしたり汁をしぼって調理します。
生で与えるのが心配だったので、レンジで10~20秒ほどひと煮立ちさせて与えました。スイカに粉ミルクと水を混ぜ合わせて、スイカミルクを作るのもいいですね。
こんなふうにスイカをあげても!
スイカは外側より真ん中のほうが甘いので、わが家では中心に近い部分を子どもに与えています。ペーストにしたり細かく刻んだりと、月齢に合わせた調理を楽しみました。
また、しぼり汁を使ってゼリーにしたり、ヨーグルトに混ぜることもあります。そのまま食べてもおいしいですが、アレンジもおすすめです。見た目や食感が変わるので、わが子たちは大よろこびしています。
私の祖父母が口をそろえていうのが、昔のおやつは果物やおいもだったということです。自然素材そのものでできているので体にいいと言います。たまにはお菓子をお休みして、おやつに果物類を食べるのもいいなと思いました。(TEXT:ママライター田中由惟)