アレルギーが心配なママ!離乳食の始め方・進め方「魚卵、甲殻類、貝類」

2017/10/07 12:00
0
いくらやたらこなどの魚卵、エビやカニなどの甲殻類、貝類なども魚介類です。離乳食の時期に、これらを食べさせることができるのか。今回は、魚卵、甲殻類、貝類とアレルギーについてお伝えします。

 

いくらやたらこなどの魚卵、エビやカニなどの甲殻類、貝類なども魚介類です。離乳食の時期に、これらを食べさせることができるのか。今回は、魚卵、甲殻類、貝類とアレルギーについてお伝えします。

 

魚卵アレルギーは、いくらが多い

魚卵には、鮭の卵を塩漬けにしたいくら、にしんやタラの卵を塩漬けにした数の子やたらこなどがあります。アレルギーの症状が出るのは、いくらの場合がほとんどだといわれています。とくにいくらは生で食べることが多いため、離乳食の時期に赤ちゃんに食べさせるのは避けましょう。


また、塩漬けのような加工がされている魚卵は塩分も多いため、離乳食の時期に食べさせる必要はありません。

 

 

エビで発症すると、カニなどでも!

エビやカニは、甲殻類と呼ばれています。甲殻類のアレルギーは大人が発症する場合が多いものの、赤ちゃんの時期にアレルギーを発症することもあります。


また、エビとカニは別の食品ですが、たんぱく質の構造が似ているため、エビでアレルギーの反応が出ると、カニ、イカ、タコ、貝類でもアレルギーの反応が出ることもあります。

 

離乳食の時期にこうした甲殻類を試す場合は、できるだけ1歳以降に。赤ちゃんの体調がいい時期に、しっかり加熱したものを少量ずつ試すようにしましょう。


貝類も、体調がいいときに少量ずつ

貝類には、アサリやシジミのほかにも、ホタテやカキなどもあります。鉄分やミネラルなども含まれていますが、とくにカキは食中毒の心配もあります。しっかり加熱をしたホタテやカキは、ごく少量を離乳後期ぐらいから使うことができます。


また、貝類は加熱をすると、身がかたくなります。アサリやシジミなどは細かく刻むか、アサリやシジミのうま味をいかしたスープを離乳食に使ってもおいしく仕上がります。

 


エビとカニは、アレルギー表示をすることが義務化されている特定原材料です。ときどき、しらすやちりめんじゃこの中に小さなエビやカニが混入するため、加工された製品には注意喚起がされているものもあります。アレルギーが気になる場合は、こうした表示を確認しながら購入しましょう。
 

※参考文献、資料
厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」
「食物アレルギー診療ガイドライン2016」(協和企画)
「食物アレルギーの栄養指導」(医歯薬出版株式会社)
「図解食物アレルギーの悩みを解消する!最新治療と正しい知識」(日東書院)
「食物アレルギーをこわがらない!はじめての離乳食」(主婦の友社)

 


著者:管理栄養士 富田チヤコ

管理栄養士で一男一女の母。大学卒業後、専業主婦時代に離乳食作りから食の重要性に気付き、管理栄養士・フードコーディネーター・消費生活コンサルタントの資格を取得。書籍や女性誌の栄養監修など、主に健康と食のジャンルを中心にフードライターとして活動中。


この記事にコメントする

残り2,000文字

この記事にいいね!しよう

いいね!
0

現在ログインしていません。

食・レシピの新着記事

はじめての方へ

赤ちゃんの笑顔でいっぱいの毎日を。『ベビーカレンダー』は、赤ちゃんが毎日を笑顔で過ごせるような情報をお届けする、妊娠・出産・育児の情報サイトです。日めくりカレンダーを毎日めくるように、『ベビーカレンダー』を、ぜひ毎日ご活用ください。