アレルギーが気になる!離乳食から幼児食への進め方はどうしたらいい?

2017/10/11 08:00
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離乳食で、いろいろな味に慣れてきた赤ちゃん。離乳食を卒業する時期になると、じょじょにかたさを増したものが食べられるようになりますね。アレルギーが気になる赤ちゃんも、幼児食をこのまま食べ続けてもいいのか。アレルギーがあるため除去食を食べている赤ちゃんの場合とあわせて、幼児食への進め方についてお伝えします。

 

離乳食でいろいろな味に慣れてきた赤ちゃん。離乳食を卒業する時期になると、じょじょにかたさを増したものが食べられるようになりますね。アレルギーが気になる赤ちゃんも、幼児食をこのまま食べ続けてもいいのか。アレルギーがあるため除去食を食べている赤ちゃんの場合とあわせて、幼児食への進め方についてお伝えします。

 

幼児食期はどんな時期?

赤ちゃんが離乳食を食べる時期は、母乳やミルク以外を新しい味を覚え、よく噛んで飲みこむことができるための練習をする時期です。1歳半をすぎ、1日3回の食事とおやつが食べられるようになると、次は幼児食の時期になります。

 

このころになると食べる量もさらに増え、これまでよりもいろいろなものが食べられるようになります。ただし、まだ奥歯がないため、うまく噛むことができません。食べやすい味や大きさに気を付けながら、食べる様子を見守りましょう。

 

 

定期的に検査しながら、食物除去の解除を目指して

食物アレルギーのある赤ちゃんの場合、医師の指導のもと、幼児食でも原因となる食べ物を除去し、同じような栄養がとれる代用の食品を利用しましょう。代用食品でも栄養がかたよらないように、できるだけ最小限の除去をしながら、主食、主菜、副菜を組み合わせたバランスのいい食事を続けることが大切です。


また、成長とともに、アレルギーの症状も変わります。原因の食べ物が「何gまでなら食べられる」という医師の許可が出たら、少しずつ食べることもできます。定期的に検査しながら、食物除去の解除を目指しましょう。


気になる症状が出たら、幼児期でも病院へ

食物アレルギーの場合、乳児期に発症しなくても幼児期や大人になってから症状が出ることがあります。

 

また、「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」のように、食べ物を食べたあとに運動をすることで、症状が出る場合もあります。乳児期にアレルギーがない場合でも、油断は禁物です。幼児期でも、食べ物を食べた直後に体や皮膚に気になる症状が出たときは、食事内容のメモを持って早めに病院に行きましょう。

 


3歳ごろになると奥歯も生えそろうので、子どもの歯並びがようやく完成する時期です。この時期になると、じょうずに噛みつぶすことができるようになり、食べる量も増えてきます。いろいろな食材の味や食感を、体験させてあげたいですね。
 

※参考文献、資料
  厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」
「食物アレルギー診療ガイドライン2016」(協和企画)
「食物アレルギーの栄養指導」(医歯薬出版株式会社)
「図解食物アレルギーの悩みを解消する!最新治療と正しい知識」(日東書院)
「食物アレルギーをこわがらない!はじめての離乳食」(主婦の友社)

 


著者:管理栄養士 富田チヤコ

管理栄養士で一男一女の母。大学卒業後、専業主婦時代に離乳食作りから食の重要性に気付き、管理栄養士・フードコーディネーター・消費生活コンサルタントの資格を取得。書籍や女性誌の栄養監修など、主に健康と食のジャンルを中心にフードライターとして活動中。


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