子どもの離乳食では、なかなか食べてくれないことや、好き嫌いが激しいことなど、筆者もいろいろなことに悩んできました。今回は、口に入れても何でも吐き出してしまうわが子の離乳食についてお伝えします。
口に入れても吐き出すわが子
わが子の場合、最初のころはもぐもぐと何でも食べてくれていました。ところが、つかみ食べができるようになり、3回食になると、口に入れた食べ物を吐き出してしまうように。
色のきれいなものなどは好んで口に入れますが、何回か咀嚼するとペーペー吐き出すことが日常的になりました。一緒に食べている私は、こぼれた離乳食を拾うことでついイライラしてしまうこともありました。
工夫してあげ続けることに意味がある
ある日、保育園の先生にごはんの様子を聞かれたときのこと。口に入れた食べ物を吐き出してしまうことを伝えたところ、「食べないものでも工夫をしてあげ続けてください」という話を聞きました。「なぜですか?」とたずねると、「食べないものを避けていくと、それが本当に『嫌いなもの』になってしまうんです」とのこと。
言われてみると「どうせ食べないから」と出さない食材も増えていました。それからは食べないものでも形や味付けを変えて工夫しながら出すようにしています。無理にあげると逆効果なので無理強いはしません。
うまくやろうと急がないこと
離乳食を進めるうえで大切だと気付いたこと、それは「急がない」ことです。食べ方や食べられるもの、食べられる量など、個人差も大きく、大人と違ってすぐに習得できるわけでもありません。
時間がかかってもいつかできるように、食べられるように、子どもと一笑に根気強くトライすることが重要だと感じています。悩むことの多い離乳食ですが、根気よく子どもと一緒に向き合い、おいしくごはんを食べられるように工夫しながら進めていきましょう!(TEXT:ママライター今井さくら)
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