共働きの家庭が多い現代、働くママたちにとっての悩みのひとつが仕事・家事・育児のバランスですよね。どれも大切なことだけに、何を優先したらいいのだろう……。筆者も同じ悩みを持つひとりです。今回は、私自身の体験を通して感じた、仕事・家事・育児のバランスを取るコツについてお伝えしたいと思います。
完ぺきを目指しすぎないこと
まず大切だと感じたことは、仕事・家事・育児をすべて完ぺきにすることは難しいという前提で過ごすことです。すべてきちんとしようとすると、ちょっとミスをしただけで落ち込み、ストレスが溜まってしまいます。
私自身がそうだったのですが、始めは完ぺきを目指しすぎてストレスで体調を崩したり、ミスが続いたりと悪循環になってしまいました。でも「半分できればいいや」という気持ちに切り替えたところ、ストレスが溜まりにくくなったのです。
やるべきことの優先順位をつけること
私が実践したのは、紙にやるべきことを箇条書きにして、優先順位をつけるという方法です。目で見てやるべきことを確認できるので、忘れることも少なくなりました。
優先順位をつけることで大事なことから終わらせることができ、非常に効率的です。そうじや買い物など、ほかの家族と共同でできることについても書き出し、役割分担をするとだいぶ負担が減ります。
適度に手を抜くこと
ときには適度に手を抜くことも大切です。とくに忙しい朝・夕は、朝食を前日の夜に一緒に作っておいたり、朝早く起きて夕食分も作ったりしています。
夏は厳しいですが、洗濯はできるだけまとめ洗い、食材はまとめ買いをしています。買い物では重たいものは宅配を使い、焼くだけ、揚げるだけなどの冷凍食品もじょうずに使っています。そうじに関しては、赤ちゃんスペースだけはしっかりとおこない、ほかの部分は分担をする、または気になったときにそうじするというように、適度を心がけています。
手抜きをすることはちょっと気が引けますが、何より大切なのは、家族みんなが笑顔でいることだと思います。仕事・家事・育児のバランスを意識して、ストレスなく笑顔でいること。この目標をこれから意識していきたいと思っています。(TEXT:ママライター石原みどり)