筆者は育児中に強いストレスを受け、母乳が出づらくなった経験があります。今回はスムーズな母乳育児をおこなうために心がけたいことをご紹介します。
なるべくストレスをためない工夫を
初めての育児は、思うようにいかなくてストレスや不安を抱えて当然のことだと思います。筆者は「おっぱい足りてないんじゃ?」など、まわりの何気ない言葉ひとつでもストレスを感じたものです。
母乳の分泌が悪くなるなど、影響を与えてしまうことを実感しました。ストレスをゼロにすることは難しいですが、好きな本を読む、散歩へ出かけるなど、少しでもストレスをためこまない工夫が大切だと感じます。
意識的に水分をとること
母乳を出すには水分も必要です。最近便秘がち……と感じる場合は水分が足りない可能性もあります。助産師さんの話によると、食事からとる水分も含めて1日あたり約2ℓの水分が必要なのだそうです。
意識的に水分をとることが大切だと思います。ただカフェインや糖分を多く含む飲み物は控え、温かい飲み物をこまめにとりたいですね。温かい麦茶やルイボスティー、ローズヒップティーがおすすめです。
体を冷やさない
体が冷え、血液の循環が悪くなると母乳にも影響を与えてしまいます。体を冷やさないことも、スムーズな母乳育児をおこなうために心がけたいポイントだと思います。衣類で体を冷やさないようにすることも大切です。
ストレッチなど、適度に体を動かすことも効果的だと思います。食事では生野菜より温野菜がおすすめです。体が温まりますし、野菜の量もたくさんとれます。また体を温めてくれる根菜類も意識的に食べたいですね。
忙しい合間、ひと息つける時間を少しでも確保してみましょう。温かい飲み物を飲みながらボーっとする時間を持つだけでも、ずいぶん気持ちが違うと思います。スムーズな母乳育児をおこなうためにもママ自身の体を労わってくださいね。(TEXT:ママライター田中由惟)
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