生後7カ月ごろ、寝返りやおすわりができる赤ちゃんも増えてきますが、まだ自分で移動できないから……と安心してしまうことはありませんか? そういった油断が事故につながるケースがあることを知っておく必要があります。今回は、この時期に起こりがちな事故についてご紹介します。
1.おすわり中に前後に「転倒」する
おすわりができるようになったころは、まだまだ不安定ですよね。赤ちゃんが座った状態から前後に倒れ、頭を打つ事故が起こりやすい時期でもあります。
実際に筆者のわが子も経験ありです。おすわりをさせた状態で放置していると、ゴンッと鈍い音が……。うしろに倒れて頭をぶつけてしまいました。幸い何ごともなかったのですが、クッションマットを敷くなど、未然に事故を防ぐ必要性を感じました。そのほかにもテーブルの脚や角での打撲など、事故の危険を予測することが大切だと思います。
2.床に落ちているものや手で剥がせるものを「誤飲」
生後7カ月ごろは、まだつかまり立ちは難しい時期だと思うので、注意すべきは「床」です。誤飲の危険性があるものを除去しましょう。大人は手が入らない場所に、赤ちゃんは手が入ってしまうこともあります。家具のすき間などにも気を付けたいところ。
また、筆者の友人の話では、ぬいぐるみの目を赤ちゃんがビリッと剥がし、口に入れてしまったと聞いたことがあります。指でつかむと剥がれてしまうものにも注意したいですね。
3.ベッドやソファーからの「転落」
まだ寝返りをしないから……とベビーベッドの柵を開けたまま寝かせたり、ソファーに寝かせたりするのは危険です。いつ寝返りを始めるか分からないうえに、何かしら動いた拍子に床に転落する可能性がゼロとは言えません。
わが家でも、まだ寝返りはできないと思い込み、柵のないベッドに寝かせていたところ、寝返りをして転落させてしまった経験があります。ほんの一瞬でも、目を離すときは「万が一」を予測して事故を防ぎましょう。
できることが増えるとともに、増えてくるのは家庭内の事故です。起こりがちな事故を知り、事前に対策をとることは重要だと思います。ただ、あれこれ細かく考えすぎるのも大変。まずは重症度の高い事故を避けるつもりで対策を練りましょう!(TEXT:ママライター田中由惟)
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