本格的な冬が到来しましたね。風邪やインフルエンザなどさまざまな病気をしやすい季節でもあります。小児科を受診する機会が増えたご家庭も多いのではないでしょうか。受診したときに聞かれるのが「経過」や「症状」。今回は、知っておきたい小児科受診のコツについてまとめました。
初めての発熱にあたふた……
わが子が初めて発熱をしたのは生後6カ月ごろでした。しかも夜中です。初めての赤ちゃんの発熱だったこともあり、ともかく受診しなくちゃ! と焦ってしまった経験があります。
さらに経過や症状を医師にうまく伝えられない始末です。何事も初めて経験することは不安ですし、医師にじょうずに伝えられないことも少なくないと思います。筆者はそんな経験を通し、小児科を受診するコツを学びました。
経過や症状をメモしてから受診する
小児科を受診するとき、経過や症状を書き出したメモを持参するようにしました。筆者が口下手ということもありますが、メモを見ながらだと伝えやすかったです。あるいはメモを医師に渡すこともあります。
そうすると医師にとってもわかりやすいうえに、やりとりがスムーズになりました。また便で気になることがあるときは、便のついたおむつを持参したり、発疹が出たら携帯電話で撮影して医師に伝えています。
筆者が実践する伝えたいことリスト
メモするときは以下の点に沿って書いています。
・経過(いつから始まったのか)
・症状(発熱、鼻水、咳など、具体的にどのような様子なのか)
・機嫌(元気はどうか)
・食欲(普段と比べてどうか)
・薬の使用状況(今飲んでいる薬など)
・アレルギーの有無など
見る側もわかりやすいよう箇条書きにまとめておくのがコツだと思います。伝えたいことリストのフォーマットを作っておくのもいいですね。
手洗いやうがい、マスク着用など病気予防も大切だとわかりますが、なかなか100%防ぐことは難しいですよね。いざというときに慌てないよう、流行しやすい病気の知識を習得しておくことも大切だと感じています。
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
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