最近、娘の髪に白いものがたくさん付いているな、フケだろうか?なんだか自分の頭がかゆいな、寒くなって乾燥してきたからだろうか……。などと思っていたら、娘も自分もシラミに感染していました!他人ごとだと思っていたシラミを退治するまでにおこなったことを紹介します。
まずは洗髪!
まずは、シラミの成虫退治用のシャンプーを購入しました。しかし、このシラミ退治用シャンプーは、シラミといえば思い浮かぶ、頭に広がる白い卵には効きません。しかも卵がかえるまでに7〜10日かかるといわれているため、最初にシラミ退治用シャンプーを使ってから、3日おきにこのシャンプーを3度ほど使い続けなければシラミを退治することができません。
この3日間に成虫が孵ってしまい、また卵を産んでしまったら……と不安になった私は、昔、母が酢入りシャンプーでシラミを退治したという話を聞き、この期間はいつも使用しているシャンプーに酢を入れて洗髪をしていました。ちなみに酢では退治はできませんが、シラミを弱らせることができるそうです。
なんといってもくし通しとカット
とにかく卵を取らないことには、シラミを退治できません。
そこで最も有効なのがくし通しです。目の細かいくしで、シャンプーをする前も、シャンプーをするときも、シャンプーをしたあとも、朝起きたあとも、とにかくていねいに髪にくしを通します。卵のほかに成虫がひっかかってくることもあります。
しかし、シラミの卵は髪にしっかりくっついてなかなか取れません。そこで、卵がびっしり付いていた最初のころは卵が付いている部分の髪の毛をカット。さらには手で卵を取ることを毎日地道に繰り返しました。男の子なら坊主にしてしまうのが最も手っ取り早いと言われるのはこのためです。
大量の洗濯も忘れずに
シラミは頭部から離れない、頭部から2〜3日で死滅するといっても、枕カバーやシーツ、パジャマに付いていて、そこから頭に戻ってきてしまっては元も子もありません。そこで、毎日枕カバー、シーツ、パジャマの洗濯が必要になってきます。シラミは熱に弱いそうなので、熱湯に5分ほど付けてから洗濯をします。
また、頭部に接触した可能性が高いぬいぐるみにシラミがうつってしまっていることを考慮し、ベッドの頭部分においていたぬいぐるみをビニール袋に入れて1週間放置しました。ビニールに閉じ込めることによって窒息死するそうです。
シラミ退治用シャンプーをして、くし通しをしていれば1週間ほどで死滅すると聞いていましたが、髪に付いている白いものがすべてなくなるまでに結局3週間ほどかかりました。この白いものが卵なのか、卵の殻なのかは最後まで私には見分けることができませんでした。
また、自分にもうつっており、自分の頭はなかなか見ることができないため、ほかの大人にチェックしてもらわなくてはなりませんでした。シラミは自分には関係のないこと、と思っていましたが、これからは注意深く娘の頭をちょくちょくチェックしていこうと思います。うつってしまったら、早期発見がなによりの早期解決のための近道です。(TEXT:ヒロコ ラメッシェ)