出産前は赤ちゃんの産着やおむつ、入院道具などの準備に余念がないものです。でも、退院してすぐにスタートする日常生活の準備を忘れていませんか? 出産で疲れ切った状態で帰宅したママを待っているのは、赤ちゃんのいる日常です。そこで今回は、「やっててよかった!」と思える産後生活の準備についてご紹介します。
これで安心! 退院後の食事
女性の体は出産したからといって、すぐにもとの状態にもどるわけではありません。場合によっては、何週間も日常生活に戻れないというケースも。さらに追い打ちをかけるのが、育児の過酷さ。ほとんどのママが慢性的な寝不足と闘っています。だからといって、栄養を摂らずに過ごすわけにはいきません!
そんなときに役立つのが、”宅配弁当”です。最近では、栄養価が高いお弁当を取り扱っている業者も多いので、さまざまな種類のお弁当から選ぶことができます。なかには妊娠中に予約することで、お得な割引が使える業者もあります。複数の業者からサンプルを取り寄せて、自分の好みのものを選びましょう。寝不足でも食事はしっかりと摂って、育児のためにも体力を蓄えましょう!
これで安心! 退院後のお買い物
出産後の女性は、なかなか自由に身動きが取れないもの。体調はもちろんですが、生後間もない赤ちゃんと一緒に出かけるのは簡単なことではありませんよね。しかし赤ちゃんのために買い溜めした消耗品は、どんどん減っていく……。そんなときに便利なのが、”ネットスーパーやお買いものサイト”です。自宅にいながらスマホで簡単に注文できて、重いものも配達してくれます。
なかでもおすすめなのが、妊娠後期での契約です。妊娠中に契約することで特典が付くのはもちろん、年会費の節約になることも。一般的なお買いものサイトは、年会費が発生します。しかし、初年度のみ無料というサービスを掲げているサイトも多いので、必要な時期にフォーカスして利用できます。送料も妊婦さんや子育てママがいる世帯は割引になるサイトもありますよ。
これで安心! 退院後のサポート
赤ちゃんが加わった新生活には、旦那さんのサポートが何より必要です。だけど、なかなか「パパとしての自覚を持ってくれない」とお悩みのママも多いでしょう。そんなときは、”サポートしてほしいことリスト”を作っておくのがおすすめです。ポイントは、産後のママがどんな状態になるのかをシミュレーションで体験してもらうこと。
夫婦でプレママ体験レッスンに参加したり、病院の説明会に付き添ってもらうのもいいですね。こういった体験に参加することで、ママが子育てで直面する問題や大変さを肌で感じたり、理解するきっかけにもなります。
何より大切なのは、「あなたのサポートが必要」だと理解してもらうこと。最低限サポートしてほしいことをメモでリスト化して渡してみましょう。また、不安に思っていることを箇条書きにしてもいいですよ。感情的に口で伝えるよりも冷静になってメモで記すと、お互いに頭の中でゆっくりと整理ができますよ。(TEXT:佐藤 真由美)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。