次男の妊娠中、寝返りをするたびに股関節痛に悩まされていた私。今思えば、おなかが大きくなる前に、骨盤ケアにもっと気を配っていればよかったと後悔しています。今回は、私の経験した股関節痛についてお伝えしたいと思います。
長男出産後「椎間板ヘルニア」に
長男を出産したあと、私は「椎間板ヘルニア」を患いました。産後の骨盤ケアを軽く考えていた私は、骨盤ベルトの着用やストレッチなどの骨盤ケアをおこなっていなかったことも原因のひとつかもしれません。
骨盤ケアをせずに、どんどん体重が重くなっていく長男を抱っこし続ける毎日。そうしているうちに椎間板ヘルニアになってしまった私は以降、腰の痛みに悩まされることになってしまったのです。
第二子妊娠で治療を中断、股関節痛に悩まされる
椎間板ヘルニアの治療を始めた私ですが、そのまま第二子である次男を妊娠。治療は途中でしたが、私は通院をやめてしまいました。その後も治療をしないまま迎えた妊娠後期。おなかが大きくなり、横向きで寝ることが多くなったのですが、寝返りをするときのキリキリとした股関節の痛みに悩まされるようになってしまいました。
骨盤ベルトやストレッチで骨盤ケアを試みましたが、時すでに遅し。股関節痛は出産まで続きました。椎間板ヘルニアが完治する前に、治療をやめてしまったことを後悔しました。
出産後、痛みはピークに!完治までの経過
そのまま出産を迎えた私ですが、次男は無事に生まれてきてくれました。ところが出産直後から入院中の2~3日、これまでよりも強い股関節の痛みが……。先生や助産師さんにそのことを伝えると、「そのうち治まってくる」とのことだったので、今度こそはまじめに骨盤ベルトを付けて、骨盤ケアに努めようと心に決めました。
強い痛みも骨盤ベルトを付けている間は少しやわらぎました。そのまま、できるだけ毎日骨盤ベルトを付けて過ごしました。すると、退院するころにはすっかり痛みがなくなっていたんです! 妊娠中や出産後の骨盤ケアの大切さを心の底から痛感したできごとでした。(TEXT:ママライター小鳥遊美代)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。