大型連休中はほとんどの医療機関が休みになってしまいます。そのため、体調が悪くなった場合は休日診療や救急病院などを受診するのが一般的ですが、いざとなると焦ってしまいますよね。今回はゴールデンウィーク中に、子どもがかなりひどい傷を負ってしまったときの経験をご紹介します。
連休中に大ケガ! 電話相談のうえ、救急へ
ゴールデンウィークのさなか、当時1歳の子どもが転んでかなりひどい擦り傷を負ってしまいました。
止血していたにも関わらず一向に血が止まりません。連休中であること、また1歳と低年齢でもあるので、どのように対処したらいいか相談するために小児救急電話相談(#8000)に電話しました。状態をみるため、休日診療で空いている救急病院へ行くよう指示されました。
休み明けに再度、受診するよう指示される
その後、急いで救急病院に向かい診察を受けました。かなりひどい傷ということもあり、休み明けに「整形外科」を受診するよう医師より指示されました。
上の子がケガをしたときは小児科で対応してもらったので、小児科の受診ではダメか聞いてみたところ、「まずは小児科でもいいけれど、程度がひどいと整形外科などのほかの診療科に行くよう伝えています」とのことでした。整形外科というと骨折や打撲などの治療をするイメージなのでおどろきました。
連休明けに整形外科を受診する
連休明けに、整形外科を受診しました。事前に「1歳の子どもで、ケガをしてから少し時間が経っていること」を電話で相談したうえで受診しました。
整形外科は赤ちゃんから受診可能なうえ、表面だけでなく内部にもダメージが及んでいないか診てもらえるとのことでした。わが子には、肌がケロイド状にならないための薬が処方され、癒着を防ぐための運動、そしてかさぶたを自分ではがさないようにする方法などを教えてもらい、2週間後に再診することになりました。
その後、わが子は傷が残ることなくきれいに治りました。ケガだけではなく、「何科に受診すればいいんだろう」というシーンが多く、また医師により見解がちがうこともありますが、日ごろから情報収集が必要と感じたできごとです。
著者:東慶子
三児の母。育児のかたわら、アンガーマネジメントキッズインストラクターの資格を取得。自身の育児に活かすとともに、将来的には子ども向けの講座を開催したいと考えている。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。