無痛分娩どうだった? みんなの体験エピソード

2018/03/30 19:00
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この記事では、無痛分娩を体験した“6人に1人”が語る詳細な出産エピソードをご紹介します。麻酔を使ったとしても、やはり出産が大仕事なのは変わらない、命をかけて産み出しているのはどのような出産方法であっても同じなのだと改めて感じるエピソードばかりでした。

出産直後の赤ちゃんのイメージ

 

先日実施したアンケート調査で、出産経験者の16%、約6人に1人が無痛(和痛)分娩をおこなっているということがわかりました。最近では一般的な分娩方法のひとつとして広く受け入れられはじめ、実は「やってみたい」と思っているママさんも多いのではないでしょうか。この記事では「やってみたいけど怖い」「実際にはどんな感じなの?」といった不安や疑問にお答えすべく、無痛分娩を体験した“6人に1人”が語る詳細な出産エピソードをご紹介します。


※以下、無痛(和痛)分娩→無痛分娩と表記を統一しています

 

無痛分娩を実際におこなった人の状況は?

今、日本では無痛分娩を実施できる施設を増やしていく取り組みがされていますが、今はまだ数が少ない状況です。そのなかで、みなさんがどこで無痛分娩をおこなったのか、まずは調べてみました。

 

無痛分娩に関するグラフ

 

個人病院・クリニックを選んだ人が圧倒的な数を占めていることがわかります。ただ、個人病院・クリニックの場合は専門の麻酔科医が常駐していない、受け入れられる人数に限りがあるなどの規模的な理由で「やりたかったけどできなかった」という人もいるようです。ちなみに“その他”の内訳は、「国立病院で」「海外で」など。

※“その他” 内訳は自由記述の回答から抜粋

 

ちなみに、第1子のときに無痛分娩を選択される方が多いようです。最初を無痛分娩で乗り越えて、2人目、3人目では自然分娩に挑戦するパターンですね。

 

陣痛〜出産まで! 無痛分娩体験エピソード

続いて「無痛分娩に興味はあるけど、なんだか怖くて勇気が出ない……」というアナタのために! 経験者のママさんたちが、陣痛〜出産まで、どのタイミングで麻酔を打って、どのくらいの痛みで、産後はどうだったかという詳細な体験談を提供してくれました! これをじっくり読めば、無痛分娩に対する不安や疑問を少し解消できるかもしれません。

  • 「朝6時・7時・8時に陣痛促進の経口薬を摂取。9時から麻酔処置。分娩中はほぼ痛みがなく、痛みを感じたら麻酔を追加してもらえた。出産の瞬間は赤ちゃんが出てくるのがはっきり分かった。出産後1時間ぐらいして麻酔は切れたように思う」
  • 「前日入院してバルーンをいれる処置をする。一晩かけて子宮口を5センチにひらく。翌日の朝は浣腸をし、麻酔テープを背中に貼り、感覚が無くなったところで麻酔のチューブを背中に入れる。麻酔を約30分ごとに少しずつ注入。麻酔の先生が頻繁に様子を見に来てくれる。私は陣痛を感じないが、お腹にかすかに腹圧を感じるので感じた瞬間に助産師さんの指示のもといきんで出産。会陰切開も縫合も麻酔が効いているので痛みは感じず。麻酔が切れても痛み止めを飲んでいたのでいつ麻酔が切れたのかもわからない状態でした」
  • 「計画出産のクリニックのため前日入院、その日の夕方に麻酔ルート確保、夕飯。翌早朝から促進剤の予定だったが、夕飯後に自然陣痛が始まり、夜中に1人で陣痛に耐える。我慢できなくなったら麻酔開始してもらえると言われたが、どの程度我慢していいのか、夜中だと麻酔は誰がやるのかなど気になって、子宮口8センチまで我慢してしまった。かなり痛くなって、何のための無痛分娩かと思い始め、麻酔開始。痛みから解放され、家族も到着し、談笑しながら待つ。子宮口が全開、分娩室に移動して、いきむ。全く痛みはなく、いきみ逃しの間は音楽だけが流れる静かな空間だった。生み出す感覚はしっかりあり、疲れもない。麻酔が切れる前に痛み止めを処方され、1週間飲み続ける。産後の3時間ほどたったところで院長チェックがあり、OKが出たところで点滴ルートの取外し、シャワーも可能となった」
  • 「破水後、1時間位で陣痛がはじまり子宮口5センチ開くまでは陣痛に耐えなくてはならなかった。いざ、麻酔の処置を行って貰う時に陣痛を耐えながら膝を抱える姿勢にならなくてはいけないのが一番辛かった。20分位で麻酔が効きそこから全く痛みはなし。ただし、肛門が押される感覚はあるので陣痛が来るタイミングは解った。が、どういきめば良いのか解らなかったけど感覚はないがなんとか力を入れてみた。赤ちゃんが最後はまった感覚はしっかり残っている。そこから助産師さんが赤ちゃんは自分で出てきますよ…と言われて分娩台に上ってからほんの数回いきんだだけで産まれました。赤ちゃんが出てきた感覚は残ってます。産後は胎盤を出して貰い処置を終えた赤ちゃんも一緒に1時間位は分娩台で過ごしました。出産が21時過ぎだったので部屋に戻って寝てしまい、次の日起きたら麻酔はきれてた感じ」
  • 「陣痛がきて病院に着いた時は既に子宮口がひらいていたためそのまま分娩室へいきました。ついたら陣痛が更にきていきんでしまいましたが麻酔科の先生がすぐに麻酔を打ってくださったので、麻酔の有難さが身にしみました。麻酔を打った後は自分の痛みと相談しながら自分で麻酔を入れるスタイルだったので変なストレスを感じることなく出産出来ました。産後は確か半日くらいできれてきたため痛かったですが、ロキソニンを処方されているので大きな痛みではなく快適に過ごせました」
  • 「土曜日の午前2時半くらいから陣痛が始まり、日曜日の午前7時半頃病院へ行った。陣痛感覚が10分になったり1時間あいたりだったので前駆陣痛たと思っていた。病院へついてすぐに助産師さんから、子宮口が6センチ開いているとのことだった。入院した病院では、初産婦の場合子宮口が5センチ開いたら麻酔してくれるとのことで、私はすぐに麻酔処置をしてもらった。背中をまるめて麻酔の管を入れるのに恐らく40分程度かかったと思う。細いからわかりづらい、ちゃんと入ったかな?という麻酔の先生の声がずっとしていた。管を2回くらいついては刺していたが、陣痛の痛みでそんなに気にならなかった。管から麻酔をいれてもらい、陣痛の痛みがひいてくるのがわかった。足の感覚は少ししびれる程度で、自分で動かせる。逆にしびれすぎてはだめ、とのことだった。子宮口が全開になり、お尻の方に陣痛と同じくらいの痛みが襲ってきたので麻酔を少し追加してもらった。麻酔がききすぎるといきめなくなる、とのことだった。お腹が張る感覚はわかるので、それに合わせていきんだ。産み出した感覚は大きな大便を出した感じ…産後の処置は胎盤がすぐに出て、その後会陰を縫合してもらう。麻酔の追加なしで縫合してもらってもそこまで痛くなかったので、麻酔がちゃんと効いていたんだなぁ、と思った。ただ縫合中から会陰あたりがずきずき痛くなり、縫合完了後3時間休憩したあと歩いて部屋に戻るのだが、会陰がかなりずきずきした。ドーナツクッション必須。麻酔はその時点でほとんどきれており、自分の足でふらつくことなく歩けた。母には産んで3時間後に自分の足で歩いていることにびっくりされた」
  • 「陣痛が始まって大体、子宮口が5センチ位開いたら麻酔を入れる 5センチ位だとまだ、我慢できる程度の陣痛だか、麻酔の効きが悪いと結構痛い思いをします。麻酔を入れる時は背中から入れるが全然痛くない。そのうち麻酔が効いてくると痛みはないがお腹の張る感じになる。赤ちゃんが下に降りてきて子宮口全開になると、麻酔を入れてるのに、おしりの辺りが少し痛くなりました。いきむタイミングも張りがくるので分かります。産む時は出した感覚もある。麻酔が効いてて会陰切開も縫うのも全く痛くない。下半身に感覚がないのでしばらく動けない」
  • 「計画出産のみ対応で、陣痛が先にきた場合には自然分娩をするという産院でした。①前日の15時入院②子宮口の開き具合を見て、バルーン挿入③バルーンが抜けて、夜中にも診察④当日9時に診察、開き具合で促進剤⑤10時に麻酔開始 分娩中の痛みは、ある程度残して出産を早めるというのがその産院の方針で、痛みが0ではなかったです。(第1子の産院は痛み0)いきむこともできて、下に降りてきている感覚や産み出す瞬間の感覚はあります。産後はその場で2時間ほど待機、その間に麻酔を抜きました。部屋に行くときはまだ麻酔が効いているので、車イスです。麻酔がいつ切れたのかわかりませんが、夜には猛烈な後陣痛が…」
  • 「陣痛がはじまり、子宮口が半分以上開いてから麻酔を背中に打ちました。また、陣痛のタイミングでいきむので、痛みを全く感じないレベルまでは痛みをカットしません。産み出した瞬間はずるりと体の中から大きなものが抜けていく感覚です。産後の処置は産後1日は麻酔を入れる際に入れた管はそのままで、産後2日目に管を抜きます。麻酔が切れるのは、だいたい麻酔を打った後、半日ほど過ぎてからでした」
  • 「わたしの場合は陣痛は前の夜10頃から始まり、おしるしもありました。間隔は15分前後でばらつきもあり、まだ痛みも我慢できる範囲だったので、朝まで待ってから病院に連絡しました。病院で子宮口は2センチで、モニターをつけた結果そのまま入院することになりました。浣腸をして排便をしてから、お部屋にうつり、スクワットなどしているうちに、だんだん間隔が5分になり、痛みも強くなってきました。もう一度内診をして、4センチになっていたので、無痛分娩の為の前準備の針で管を背中に入れる処置と人為的に破水の処置をしました。それから分娩室で痛みがどんどん強くなり、6〜7センチになり麻酔を入れてもらい、促進剤も入れてもらいました。それから暫くは陣痛のたびの痛みはかわりませんでしたが、だんだん麻酔が効いて痛みが弱まってきました。先生がまた内診すると、もう全開で髪の毛が見えているとのことで、急いで出産の準備をして、いきみに入りました。いきみたい感覚もなく、お腹の張りに合わせてと言われても、麻酔が効いているせいかわからなくなってしまい、戸惑いました。でも言われるままいきんで、うまくできませんでしたが何度か目に赤ちゃんが出てきてくれて、おなかからいなくなったのはわかりました。その時は全く痛みはありませんでした。そのままお腹を抑えて胎盤を出したり、会陰切開したところの縫合をしたりしましたが、麻酔がまだきいていて痛みは殆ど感じませんでした。わたしはいきみがうまくなかった為、赤ちゃんの心拍数が落ちたり持ち直したりして、最後は吸引してもらって、その時に会陰切開もしたそうです。2時間はそのまま分娩室で過ごし、血圧や熱などを30分おき位に計測してもらい、問題なかったのでお部屋に戻りました。麻酔はいつ頃きれたのかわかりませんが、特別酷い痛みも感じませんでした」
  • 「出産日前日から入院し、その日は背中に麻酔用のカテーテルと、子宮内にメトロを入れて終了。翌朝の食事後から陣痛誘発剤を開始。(計画分娩ですが、誘発剤を入れてからの陣痛の進み方には個人差があるので、ここからは生まれるのが当日になるか翌日になるかは分からなかったです)入れてから1時間後に陣痛を感じ始めました。自分の希望するタイミングで麻酔を開始してもらうので、陣痛開始から90分後くらいに痛みに我慢できなくなってきた頃に麻酔を入れてもらい、30分程で効き始め、そこからは全く痛みがありませんでした。陣痛開始から8時間経っても子宮口が4cmしか開いていなかったので、出産は翌日になるかと思われました。しかしその1時間後には9cmになっており、破水もしたのですぐ分娩室に運ばれました。(痛みは感じませんが、陣痛自体はお腹の張りで自分で分かります)分娩台に上がってから、助産師さんに息み方を教わり、陣痛に合わせて息んで20分後に出産。2回くらい息んだところで会陰切開をされましたが、その痛みも全くありませんでした。赤ちゃんが下りてきているときは、股の間に何かが挟まっているような感覚でした。産み出す瞬間は、ドゥルンッ!と出てくる感じが分かりました。産後はすぐ胎盤も出て来て、その後会陰を縫ってもらい、産後50分くらいで病室に戻りました。会陰切開の傷の痛み止めを飲んでいたので、麻酔がどのくらいで切れたかは分かりませんが、先生は大体1時間したら切れてくると言っていました。麻酔科医の先生は、麻酔開始から分娩室に入るまでは1時間おき、分娩室に入ってから産後まではずっとついていてくださいました」
  • 「陣痛がマックスになってから麻酔を入れました。麻酔が効くまでに陣痛の大きな波は5,6回あったと思います。麻酔が効いた後は本当に痛みがなくなり、最後赤ちゃんが出てくるときに痛みを感じた程度です。麻酔がいつ切れたのかわからないほど体への負担は無くただ、数時間後に吐き気があったくらいです。とても楽でした」
  • 「計画分娩だったので、前日にバルーンを6時間ほど入れて子宮口を開きやすくした。当日は朝から促進剤を入れ、生理痛ほどの痛みがきたところでカテーテルを入れる処置。麻酔導入。全くの無痛でそれから子宮口が開くのを主人と話しながら待つ。携帯も普通に触れる。先生が破水させてくれて一気に進んで子宮口全開。助産師さんの合図でいきむ。先生がお腹に手を置き、ここを押し返すように!と言われてうまくいきめた。3回ほどで出てきた。へその緒が繋がっているまま赤ちゃんをゆっくり見られて感動。それから産後の処置。痛くないし感動で先生とお産について語りながら縫われる(笑)みんな無痛にしたらいいのにと思う(笑)そのまま3時間ほど休んだ」
  • 「麻酔を待っていたら、破水して陣痛が来てしまった。その後苦しんでいるところに麻酔の先生が来てしばらくして麻酔が効いてきた。それからしばらくはお昼を食べたりリラックスして過ごせた。分娩は時間がかかるかと思われたけど、前もっていきむイメージトレーニングのおかげか夕方には頭が見えてきた。痛みは感じないが股に何か詰まってる感覚が気持ち悪く早く出したかった。その後は頑張っていきんでいたら思ったよりも早く出てきました。分娩終わりしばらくしてお昼に食べたものを全部吐きました。夜10時を回る頃には麻酔もきれてきて痛みが出てきましたが朝までは自分で残りの麻酔を打ちました。空腹で眠れませんでした。食べ物があれば食べられる状況でした。後陣痛はしばらく痛いし、無痛でも十分感じる痛みもたくさんありました」

 

 

基本的な流れは同じですが、各クリニック・病院の方針や設備によって少しずつ状況が違っているのが興味深いですね。麻酔を使ったとしても、やはり出産が大仕事なのは変わらない、命をかけて産み出しているのはどのような出産方法であっても同じなのだと改めて感じるエピソードばかりでした。もし今、分娩方法について悩んでいるママさんがいたら、この記事が選択の参考になれば幸いです。

 


<調査概要>

調査方法:ユーザーアンケート
調査対象:全国の産院・クリニック出産経験者
調査期間:2018年2月20日〜2月23日
有効回答数:1,254

 


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