娘のトイレトレーニングは1歳9カ月ごろからはじめました。最初のうちはトイレに行くことすら拒否され、心が折れそうな日々。どうすれば娘のやる気をひきだすことができるのだろうかと悩んだ末、私がおこなってよかったと感じたことをお伝えします。
トイレに行きたい気持ちを代弁する
トイレトレーニングをスタートさせたとき「おしっこに行きたくなったらママに教えてね」と娘に伝えました。しかし、おもらしをしたあとに「おしっこ」と言うのが3カ月以上続きます。
そこで、まずは娘がおしっこをする前兆がないかを観察してみることに。すると、おしっこをする前に、身体の動きがかたまり、じっとすることが多いことに気付きました。その様子を察知し、「おしっこ出そうだね」と娘の気持ちを代弁してみると、嫌がらずにトイレに行くことができました。
トイレに行けたら「ごほうびシール」を貼る
トイレに行くとシールが貼れる「ごほうび作戦」です。わが家ではトレーニングパンツを買ったときについてきた、ごほうびシール台紙をトイレ内の壁に貼りました。
トイレに行けたらシールを1枚貼ります。娘の大好きなキャラクターだったので、トイレに行く楽しみができた様子でした。シール台紙を無料でダウンロードできるサイトもあるので、気軽におこなえる作戦だと思いました。
かわいいお姉ちゃんパンツを見せてみる
おむつが外れたらはける、娘好みのパンツを購入しました。娘がトイレに成功したとき「スゴイ!おむつがはずれたら、こんなかわいいお姉ちゃんパンツがはけるよ!」と言って見せてみたんです。
すると「トイレに行けると、かわいいパンツがはける」と、娘はやる気になっていました。また、失敗が減ってきたときにお姉ちゃんパンツをはかせると、汚したくないからか失敗の回数が減ったことにも驚きました。
娘のおむつがはずれたのは2歳2カ月ごろでしたが、それ以降も失敗することはありました。ほとんど失敗をしなくなったのは3歳に入ってからです。おむつはいつかはずれるものですし、焦らなくていいと思います。
子どものトイトレのやる気をあげて、子ども自身が楽しくトイトレを続けていけるといいですね。
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。