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まずは食事改善から!妊娠中の病気リスク回避【助産師に相談】

ベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、疲労と食べ過ぎで尿蛋白が出てしまったという妊婦さんからの相談です。

食べ物のイメージ

 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、疲労と食べ過ぎで尿蛋白が出てしまったという妊婦さんからの相談です。

 

Q. 疲労と食べ過ぎで尿蛋白が出てしまいました。注意点は?

今、妊娠8カ月(29週)です。健診の前に2泊3日で旅行へ連れて行ってもらい、歩き過ぎたり食べ過ぎてしまったというのもあるのか、尿蛋白+が出てしまいました。以前、働いているときにも何回か出たことがあり、再検査しても異常は無かったのですが…。

 

今回は赤ちゃんのためにも、気を付けないとですよね。担当医は「少し気を付けていこうか」くらいでしたが、何か特に気を付けることなどありますか?

 

宮川めぐみ助産師からの回答

旅行に行かれていたということもあって、疲れが出てしまったのかなと思います。一度きりですし、今のところ血圧の上昇やむくみがないようでしたら、様子を見ていただいて良いと思います。無理をしないで、ゆったりと過ごすようにしてみてくださいね。そうしていただくことで、蛋白も出なくなると思いますよ。

 


※参照元:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー〈 https://baby-calendar.jp/talk/category/tree/10/0

 

 

妊娠中の食事は何に気をつけるべき?

妊娠前から健康志向で生活サイクルや食べ物に気をつけていたとしても、妊娠すると女性の身体は変化するため、以前とまったく同じでいいということはありません。初期から中期はつわりで食欲が減退するのに対し、中期以降は食欲が増して暴飲暴食してしまう人もいます。そのため体重が急激に増え、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などのリスクが高まってしまう…なんてことにならないように、妊娠中の食事に対する知識はしっかりと持っておきたいところです。

 

そこで、今回は妊娠中に注意しておきたい食事の項目についてご紹介します。

 

●食べ過ぎに注意しながら減塩を!
妊娠中期の場合、1日に必要なエネルギーは妊娠初期に比べて250kcalプラスするだけ。ごはん茶碗1杯ぐらいのエネルギーになりますが、つわりがおさまると急に食欲が増すため、つい食べすぎてしまうことがあります。体重が急激に増えて肥満にならないためにも、こまめに体重をチェックしましょう。また、食べる量が増えてくると、知らず知らずのうちに塩分も多く摂りがちです。塩分を控えた食事で、むくみや妊娠高血圧症候群を予防しましょう。

 

●妊娠中期、積極的に摂りたい栄養素は?
赤ちゃんの骨格ができあがるこの時期は、カルシウムやたんぱく質をできるだけたくさんの食材から摂りましょう。また、赤ちゃんが成長するにしたがって、血液が必要です。貧血を予防するためにも、鉄分が多く含まれている食材を取り入れましょう。食べ過ぎを防ぎたいときは、食感がよく噛み応えのある食材を選ぶこと。食べたときに満足感のあるメニューで、バランスよく栄養を摂りましょうね。

 

●食材の選び方で、低カロリーに!
急激な体重増加は、血圧にも影響をもたらします。食材の選び方を変えながら、塩分とカロリーを控えめにした食事を摂るように心がけましょう。たとえば肉の場合。霜降り肉やバラ肉を避け、脂肪の少ない部位を選ぶことで無理なくカロリーを抑えることができます。牛肉や豚肉の場合は、もも肉やヒレ肉のような赤身肉を。鶏肉の場合は皮付きのものではなく、皮を取り除いたもの。部位も、もも肉ではなく胸肉やささみを選びましょう。血圧が気になる人は、家庭用の血圧計などで血圧を日ごろから測定しておくことをおすすめします。睡眠と食事のリズムを整えながら、規則正しい生活で妊娠高血圧症候群を予防しましょう。


●妊娠中期、1日3食のポイントは?
◆朝食◆
主食をしっかり食べながら、野菜の入った副菜の数をできるだけ増やすこと。主菜は、豆腐や納豆のような大豆製品も取り入れましょう。

 ◆昼食◆
主菜に鉄分が多く含まれている食材を取り入れながら、汁物や副菜で野菜も摂るように。口さみしくなり間食をするときは、甘いお菓子ではなく、小魚のようにしっかり噛むおやつを選びましょう。

 ◆夕食◆
かみごたえのある主菜や副菜で、食べ過ぎを防ぐこと。きのこ類なども加えると、ローカロリーでボリューム満点のおかずになります。

 


※引用元:ニュース(食・レシピ)「妊娠中期は食べすぎに注意!ママとベビーのための食事の基本」〈 https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/2348  〉
ニュース(食・レシピ(「ベビーのためにも気を付けたい!妊娠高血圧症候群を食事で予防」〈 https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/2436  〉



毎食の栄養とカロリーを考え始めると、好きなものをめいっぱい食べられず気が滅入ってきてしまいそうですが、それが原因でストレスを感じてしまっては元も子もありません。たとえば食べ過ぎたと思ったら翌日調整したり運動するなど、ご自身のペースでゆっくり進めていけば大丈夫です。母子ともに健康な状態で出産に臨めるように、まずはできることから始めてみてはいかがでしょうか。
 

ベビーカレンダーは、妊娠や育児のお悩みを抱えたママさんの強い味方でありたいと思っています。自分だけではどうしても解決できなかったとき、不安で仕方がないときは本物の助産師や管理栄養士がリアルタイムでお悩みや質問にお答えする『助産師に相談』『管理栄養士に相談』の掲示板をぜひご活用ください!

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