こんにちは、離乳食インストラクターの中田 馨です。離乳食を始める目安は、月齢でいうと「生後5・6カ月ごろ」と言われています。これまで母乳やミルクで育っていた赤ちゃんが初めて食べ物と出合う離乳食。
大切なことはわかるけれど、まだこんなに小さい赤ちゃんに食べ物を与えることが怖いと感じるママもいます。離乳食を始めるのは生後5カ月からじゃないとダメ? もう少しあとでもいい? そんなママの疑問に答えます。
食物アレルギーが怖い
これは、多くのママが感じていることではないでしょうか? 私も自分の子を育てるときに感じましたので、その気持ちはよくわかります。心配なときは、健診や予防接種のときなどでもいいので、医師に相談してみましょう。
医師などの判断ではなく、ママの自己判断で離乳食を遅らせることはおすすめできません。
毎日作り続けられるか心配
離乳食を一度スタートすると、その日から毎日離乳食づくりが始まります。「私にそんなことができるかな」と心配し、離乳食が億劫になってなかなかスタートできないママもいます。
ここでポイントなのが「毎日手作りじゃないといけない?」ということです。毎日手づくりで、できたての離乳食を私はおすすめしていますが、それを毎日毎日休みなく続けることはママの負担になりかねません。「今日は疲れたな」と思ったら市販のベビーフードにしてもいいですし、冷凍保存していた離乳食でもOKです。ママができる範囲で離乳食づくりをしてくださいね。
進め方がわからないので不安
離乳食の進め方がまったくわからないから不安、というママもいます。最初はおかゆからだとわかっているけれど、その次は何を食べさせればいいの? と、進め方に不安を抱くこともあります。まずはおかゆ、そして1週間ほどしたらつぶした野菜にチャレンジしていきましょう。(具体的な食材は、ベビーカレンダーの「食べていいものダメなもの」ページをご参考ください)
初めての子育て、初めての離乳食だとなおさらママも不安になると思います。育児はママにとって初体験の連続です。あくまで目安ですが生後5・6カ月ごろから離乳食をスタートして、少しずつでいいので赤ちゃんと一緒に進んでいけるといいですね。