赤ちゃんが無事に生まれてホッとしたのも束の間。生後2カ月からは怒濤の予防接種ラッシュが始まり、しばらくは毎月小児科へ通うことになります。今回は赤ちゃんの予防接種をスタートさせるに当たり、私が実際に経験したことをお話しようと思います。
生後2カ月から動いたのでは遅かった!
1人目の赤ちゃんが生後2カ月になる数日前のことでした。そろそろ予防接種の段取りをしようと、近所の小児科に電話をかけてみました。しかし、なんとその小児科は、予防接種は予約制で、しかも1カ月待ちの状態でした。
ほかにも小児科はあるのですが自宅から遠いため、仕方なく電話をかけた小児科で予約しました。生後2カ月から予防接種をスタートさせるつもりだったのですが、いきなり1カ月遅れることになってしまったのです。
2人目はさらに状況が厳しく!?
予防接種が1カ月遅れても、そこまで大きな影響はありませんでしたが、1人目の赤ちゃんだったこともあり、精神的に焦りが生じてしまいました。
そのため、2人目の妊娠がわかったときは、「この子の予防接種は生後1カ月までに予約しよう」と決めていました。ところが、妊娠8カ月で1人目の予防接種に行ったときに、顔馴染みの看護師さんから「生まれたらすぐ予約したほうがいいよ」と声をかけられたのです。「そんなにすぐ!?」と驚いてしまいました。
情報収集は早いに越したことはない
2人目を出産後、入院中に顔見知りになったママさんたちと話していて気付きましたが、出産前に小児科の予防接種状況を調べている人はあまりいないようでした。
しかし病院によってはかなり早い段階で予約が必要になるので、かかりつけ予定の小児科の状況は出産前に調べておいたほうがいいと感じました。ちなみに私は退院後1週間ほどで予防接種を予約しておいたので、2人目は生後2カ月から無事にスタートすることができました。
『生まれたら即予約』というのはオーバーかもしれませんが、予防接種が生後2カ月からだから、と予定の時期になるまで待っていたのでは遅いと感じました。早め早めに情報収集だけはしておくことをおすすめします!
著者:上杉芽生
一男一女の母。結婚を機に小売業の会社を退職。現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。