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妊婦さんはお寿司NG?! 魚を食べるときの注意点を助産師に聞いてみた

ベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、お寿司が大好きだという妊娠初期の妊婦さんからのご相談です。

握り寿司のイメージ

 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、お寿司が大好きだという妊娠初期の妊婦さんからのご相談です。

 

Q. 妊婦なのですが、お寿司を食べてもいいですか?

現在妊娠12週です。お寿司が大好きなのですが、マグロ、サーモン、いか、えび、かい類など、生物を食べても平気でしょうか?

 

宮川めぐみ助産師からの回答

大きなお魚になると水銀が多く含まれていたりするので、赤ちゃんの体の大事なところを作っているような時期には、あまりよくないと思います。また、妊娠中は抵抗力が弱っていて感染症を起こしやすいこともありますので、食べたいときは体調を見ながら、自己責任で摂りましょう。

 


※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー〈 https://baby-calendar.jp/talk/category/tree/10/0

 

妊娠中、生の肉や魚を食べても大丈夫?

たんぱく質が含まれている肉や魚はしっかり食べたい食品です。ただし、ママの体の免疫力が低下している妊娠中は、生のものを食べると食中毒になる可能性があります。食中毒になるとおなかの赤ちゃんの発達に影響が出ることもあるので、肉や魚の生食は避けたほうが安心です。

 

どんな魚を食べるときに注意が必要?

とくにキンメダイ、メカジキ、クロマグロ(本マグロ)、メバチマグロなどの魚には、水銀が多く含まれている可能性があります。食べる量に注意しましょう。

 

一方、ツナ缶や青魚(アジ、サバ、イワシ、カツオなど)は、水銀について注意する必要はありません。白身魚(タラ、鯛)も、通常の量を食べて問題ありません。

 

魚を食べるときに注意したい3つのポイント

1:大型の魚ばかり食べない

大型の魚ばかり、毎日食べ続けることはできるだけ避けましょう。妊娠中に食べる量は1回80g程度。刺身なら1人前、切り身の魚ならひと切れ程度を週1回までにしましょう。

 

2:同じ魚を食べ続けない

同じ魚ばかり毎日食べ続けると、栄養が偏ります。また、イクラやタラコなどには塩分も多く含まれています。極端な量を一度に食べすぎないように、さまざまな種類の魚をバランスよく食べるようにしましょう。

 

3:できるだけ加熱した魚を食べる

衛生管理が行き届いた魚であれば、お刺身も問題ありません。ただし生魚には、食中毒の原因になる細菌が含まれていることがあります。妊娠中はできるだけ加熱した魚を食べましょう。

 


※参考1:厚生労働省「これからママになるあなたへ 食べ物について知っておいて欲しいこと」、「これからママになるあなたへ お魚について知っておいて欲しいこと」

※参考2:ニュース (食・レシピ)「妊娠中、生の肉や魚を食べても大丈夫?」〈 https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/1498 〉、ニュース(食・レシピ)「【妊娠中の食事】魚を食べるときに気を付けたい3つのこと」〈 https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/1492 〉

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