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「私ってダメ母なの…?」はじめての育児の悩みに助産師がアドバイス

ベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、はじめての子育てで、あまりの大変さに自信を失くしかけてしまっているというママからのご相談です。

育児に疲れたママのイメージ

 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、はじめての子育てで、あまりの大変さに自信を失くしかけてしまっているというママからのご相談です。

 

Q. 母親としてダメなのでしょうか?

生後5カ月の赤ちゃんがいるのですが、最近寝返りをして後ろにズリバイするようになり、ますます目が離せず、家事の合間に何回も様子を見ています。自分の休憩やごはんを食べるときも赤ちゃんが見える位置にいて、食べている間、休憩しているとき、ずーっとしゃべりかけながらあやしています。日中はテレビもスマホも見ずに赤ちゃんが寝る時間まで家事をしながらあやし、寝る前は絵本を読んであげます。

 

はじめての子育てで、育児は大変だということは分かっていたのですが、こんなにも四六時中見てないといけないとは思っていなくて、自分の時間や一人で休憩する時間がほしくてイライラしてしまいます。産前は滅多にイライラすることも怒ることもなかったのに、産後はちょっとしたことでもイライラして、正直自分の感情に戸惑っています。怒ったりイライラしたりしたあとは、心の中で『そんなに怒ることじゃないのに、なんでこんなにイライラしているんだろう』と自己嫌悪に陥ります。

 

赤ちゃんに見せている表情と実際の気持ちには結構な差があり、うまく心のバランスが取れない感じです。3カ月くらいまでは純粋にかわいいと思って頻繁に写真を撮ったり普通に笑いながらあやしたりしていましたが、4カ月くらいから自己主張のような行動や、グズり、夜泣きが増えてイライラが増しました。かわいいとはときどき思いますが、前までの“かわいい熱”は冷めていて、この先大丈夫かと思ってしまいます。

 

私は育児に疲れているだけなのでしょうか? それとも母親としてダメなのでしょうか?

 

宮川めぐみ助産師からの回答

とても大変ですよね。よくがんばっておられると思いますよ。


人を育てるのですから、手がかかる、自分の時間がないと感じるようになってしまうのは、仕方がないと思います。だからといって我慢をしてくださいと言っているわけではありませんよ。ちゃんとご褒美の時間をもらえるように、ご家族に協力してもらえそうなところはお願いしていいと思います。

 

あとは、お疲れなのもあると思います。お子さんの首がしっかりとすわってきているようでしたら、お顔が並ぶくらいの高さでおんぶをしてみてください。そうすればトイレにも行けますし、お家のこともできます。ごはんも食べられます。そして、その間は視界に入りません。もちろん背中にはいるのですが、『目の前にいないだけでも違う』と仰ったお母さんもいました。おんぶでお家のことが捗ったり、ごはんを思うように食べられれば、きっと今までの生活に変化が出てくるのではないかと思いました。

 

こうして育児のことを考えたり、ご自身のことを振り返ったりされていく中で、お母さんになっていくのだと思いますよ。はじめはうまくいかなくて当たり前です。少しずつ、試行錯誤を繰り返しながらでいいと思います。
 


※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー〈 https://baby-calendar.jp/talk/category/tree/11/0

 

2人きりの時間がつらいなら

赤ちゃんと2人きりの時間に、ふと「楽しくない」と感じてしまうママは少なくないようです。また、そんなふうに感じてしまうことに罪悪感を抱えてしまう人も。

 

「やっぱり赤ちゃんと2人の時間がつらい」と感じてしまうときは、ぜひお散歩に出かけましょう。また、同じ年ごろのお子さんをお持ちのママたちと集まり、近況報告や相談し合ったりする時間を持つのもおすすめです。つらいと感じたときは、2人きりの空間から抜け出し、リフレッシュするように心がけましょう。
 

今だけの“お2人さま時間”

いろいろあるけれど、赤ちゃんの笑顔を見ると、晴れやかな気持ちになりますよね。その気持ちがあれば大丈夫! 赤ちゃんとの2人きりの時間は、その笑顔を楽しみ、その笑顔に癒される、とっておきの「お2人さま時間」なのです。適度にリフレッシュをしながら、今しか味わえないお2人さま時間をぜひご堪能ください。

 


※ ニュース(ママネタ)「赤ちゃんとの時間が楽しめないときのちょっとしたコツ」〈 https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/169 〉【著者:日本コミュニケーション育児協会 珠里友子】

 

育児疲れのママたち、どうやって乗り越えたの?

育児中のストレスを先輩ママはどうやって解消していたのか、体験談をいくつかご紹介します。

 

<好きな音楽を聴いて心を癒す!>
「これは私も実践しているストレス発散方法です。音楽に興味がない方も、昔に流行した曲など何でも構わないので一度触れてみませんか?私が学生時代のとき、受験に失敗して立ち直れそうにない時期がありました。そんな私を前へ進むきっかけを作ってくれたのが「音楽」でした。アーティストは皆さんご存じ『Mr.Children』。人の心を動かすほど影響力を持つ音楽もストレスコントロールにオススメです」(田中由惟さん)

 

<自作の塗り絵>
「私はイラストを描くのが趣味なのですが、そんな時間はそうそう取れません。しかし、メモに水玉模様を描いてカラフルな色を塗るだけでもリフレッシュできました。手を動かして、きれいなものを作るのは想像以上に癒し効果があります。単調な作業というのもポイントかもしれませんね。水玉模様を描いて色を塗るだけなので、絵が苦手な人にもおすすめ。赤、青、黄色、緑の4色を揃えておくとカラフルになってより楽しめますよ。きれいな色が付いていく過程も楽しくて手軽に達成感が得られておすすめです」(中浦明子さん)

 

<支援センターに行ってみる>
「今まで、育児の悩みや不安はひとりで悩み、ネットに助けを求めていた私ですが、支援センターには同じ年ごろの子を持つママや先輩にあたるママ、育児のプロの保育士さんなど、頼りになる人が大勢いてとても心強く安心しました。また、家にはないたくさんのおもちゃや同じ年ごろの子どもたちとわが子も触れ合い、みんなで歌を歌うなど、刺激的な初体験が多く、とても楽しそうでした」(上原りなさん)

  • ベビーカレンダーは、妊娠や育児のお悩みを抱えたママさんの強い味方でありたいと思っています。自分だけではどうしても解決できなかったとき、不安で仕方がないときは本物の助産師や管理栄養士がリアルタイムでお悩みや質問にお答えする『助産師に相談』『管理栄養士に相談』の掲示板をぜひご活用ください!

 

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