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小さな子どもはとくに注意!夏の食中毒を防ぐ6つのポイント

この記事では、夏の食中毒を防ぐポイントを紹介しています。食品を購入してから調理して食べるまでの過程で気をつけたい6つのポイントを消費者庁のホームページから抜粋してご紹介します。

食中毒予防のイメージ

 

例年にない猛暑となっている今年の夏。熱中症とともに心配なのが、食中毒ですよね。みなさん、ご家庭での食中毒対策はどうしていますか?

 

「食中毒」消費者庁も注意喚起

消費者庁は、メール配信サービス「子ども安全メールFrom消費者庁」やウェブサイトなどで食中毒の注意喚起をしています。

 

厚生労働省の「食中毒統計資料」によると、平成28年に報告された食中毒のうち、アニサキスなどの寄生虫、自然毒や化学物質などによる食中毒の報告もありますが、9割以上の患者が細菌・ウイルスによる食中毒とのことでした。ニュースでよく耳にする、腸管出血性大腸菌O157やノロウイルスなども、この細菌・ウイルスにあたります。

 

こうした細菌・ウイルスによる食中毒を防ぐためには、食品の取り扱いがとても重要だといいます。そこで今回は、食品を購入してから調理して食べるまでの過程で気をつけたい6つのポイントを消費者庁のホームページから抜粋してご紹介します。

 

食品を購入してから食べるまでの注意点

1)「買い物」で気をつけること

・肉や野菜などの生鮮食品や冷凍食品は最後に買う

・肉や魚などは、汁がほかの食品につかないように分けてビニールに入れる

・寄り道をしないで、すぐに帰る

 

2)「家庭での保存」で気をつけること

・冷蔵や冷凍の必要な食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に保管する

・肉や魚はビニール袋や容器に入れ、ほかの食品に肉汁などがかからないようにする

・冷蔵庫や冷凍庫に詰めすぎない(詰めすぎると冷気の循環が悪くなる)

 

3)「下準備」で気をつけること

・野菜などの食材を流水できれいに洗う(カット野菜もよく洗う)

・生肉や魚、卵を触ったら手を洗う

・包丁やまな板は肉用、魚用、野菜用と別々にそろえて使い分けると安全

・冷凍食品は使う分だけ解凍し、冷凍や解凍を繰り返さない

 

4)「調理」で気をつけること

・調理の前には手を洗う

・肉や魚は十分に加熱。中心部を75℃で1分以上の加熱が目安

 

5)「食事」で気をつけること

・食べる前に石けんで手を洗う

・清潔な食器を使う

・作った料理は、長時間、室温に放置しない

 

6)「残った食品」で気をつけること

・清潔な容器に保存する

・温め直すときも十分に加熱

・時間が経ちすぎたものは思い切って捨てる

・ちょっとでもあやしいと思ったら食べずに捨てる

 

食中毒の原因となる細菌やウイルスは、自分の手から食品へと付着することもあります。おむつを交換したり、子どもの鼻をかませたりしたら、必ず手を洗ってから食品に触るようにすること。また、カレーのように大量に作り置きするものは冬場と違い、冷蔵庫に入れていても傷みやすいので、小さな子どもに食べさせるときは、とくに注意しましょう。


女性誌・書籍・WEBなどで、女性のライフスタイルについて執筆。プライベートでは一児の母として子育ての真っ只中。ワーキングマザーとして自身の育児体験に基づいた記事を提供している。

 


※出典:消費者庁ホームページ〈 http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/food_safety/food_safety_portal/microorganism_virus/ 〉厚生労働省ホームページ〈 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/04.html 〉

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