ママネタ 育児の悩み

私たちにできることは?子どもの虐待死防止のためのプロジェクトが始動

7

虐待をなくそうプロジェクトのイメージ

 

日本全国であとを絶たない子どもの虐待死のニュース。今年3月、東京・目黒区のアパートで船戸結愛ちゃんが死亡した事件は、記憶に新しいところだと思います。当時5歳だったにもかかわらず覚えたてのひらがなで、「おねがい ゆるして」と両親に訴え、そして亡くなっていった結愛ちゃん。

 

しかし、これは氷山の一角で、日本小児科学会の推計では日本で虐待で亡くなる子どもは毎年350人程度。つまり1日に約1人の子どもが虐待死していることになるのです。

 

こうした現状を打破するために、「なくそう!子どもの虐待プロジェクト2018」というプロジェクトが始まったのをご存知でしょうか? 先日、プロジェクト発足の記者会見が開かれ、筆者も参加してきました。私たち母親にとっても無関係ではない、結愛ちゃんの虐待死を防げなかった背景、そして私たちにできることについて考えてみました。

 

続きを読む

1週間で10万人近い署名が集まる

「なくそう!子どもの虐待プロジェクト2018」は、発起人である認定NPO法人フローレンス代表の駒崎弘樹さんをはじめ、芸能・文化、ビジネス、医療などの各分野で150名以上が共同発起人となって立ち上げられました。虐待死を防ぐための制度づくりを、政府や東京都に求めることが目的で、6月14日からスタートした署名キャンペーンではわずか1週間で10万人近い署名が集まり、人々の関心の高さをうかがわせました。

 

虐待死を防げなかった背景とは

今回のプロジェクトで提言しているのは「児童虐待八策」とした8つの対策。具体的には、「児童相談所のマンパワー不足を解消するために人員を増やすこと」「児童相談所と警察が情報を共有すること」「虐待児の一時保護や親子分離を迅速に行える制度を作ること」「児童虐待防止予算を増額すること」などです。

 

今回、結愛ちゃんの事件が起きてしまった背景のひとつには「児童相談所の数の少なさ」がありました。結愛ちゃんの住んでいた目黒区には児童相談所がなく、隣の品川区の児童相談所が対応していました。そもそも東京都は1,300万人都市にもかかわらず、たった11個の児童相談所しかありません。

 

児童相談所の児童福祉司は1人あたり120件ものケースを担当し、これは欧米の基準の5~6倍だといいます。 また、結愛ちゃんの事件でも明らかになったように、児童相談所と警察は虐待情報を共有化できておらず、そのために最悪のケースを招くことも少なくありません。 こうした課題を克服できれば救える命はたくさんあり、そのためにもこのプロジェクトを通して、政府や東京都に制度改革や予算確保を訴えていく考えです。

ベビーカレンダー記事制作の取り組み

この記事にいいね!しよう

現在ログインしていません。

  • コメントがありません

 
 

ママネタの人気記事ランキング

赤ちゃんが笑顔になるニュースを毎日更新

クリップした記事をチェックする

ログイン

メールアドレス

パスワード

新規ユーザー登録(無料)

違反報告

ガイドラインに違反していると思われる投稿を見つけた場合は、このフォームから報告できます。
ご利用のルールとマナー」。

報告内容(1,000文字以内)

残り文字

ご注意ください

・いただいた報告にベビーカレンダーが個別にお答えすることはありません。

・いただいた報告に基づいてベビーカレンダーが対応、処置することをお約束するものではありません。