義母のために提案したのに…
義母から、景色の良いホテルのレストランで食事をしたいとリクエストされ、詳しく聞いてみるとテレビの特集を見たようでした。ホテルの名前もわかったので、そこに義母を連れて行くことに。
私は家事と息子のお世話で忙しかったので、ソファに寝転がってくつろいでいた夫に予約の電話をお願いすると、面倒がって私に「自分で電話してくれ」と言ったのです。すると、義母も夫に同意し、「そうよ、そんなことを男がするのはおかしい。長男のところでは、いつもお嫁さんが予約をしている」と言いました。
義母は、私がひとりで忙しく家事をしていると機嫌が良いのですが、夫が少しでも家庭内の用事で立って働くと不機嫌になるのです……。
仕方なく私は、息子を抱っこしながら予約の電話をかけました。長年にわたり義兄のお嫁さんをちくちくといびっていた義母。どうやら最近、そんな義兄のお嫁さんから距離を取られてしまったようで、標的が私に代わったのです。
その後も、顔を合わせると夫の兄のお嫁さんはやってくれたと言い、私をこき使い、夫が私を手伝うと嫌みを言ってくる義母。そんな私の姿を見て夫もさすがに不憫に思ったのか、義母に言い返してくれたり、手が離せないときは私を手伝ってくれたりするようになりましたが、義母の態度は相変わらず。ついに、わが家も義母と距離を取るようになりました。
義母の態度のおかげで夫が私を手伝ってくれるようになり、結果としてはとても助かりました。息子たちの手がかからなくなった今は、義母も年をとって丸くなり、私も余裕ができたので、たまにはワガママを聞いてあげようと思っています。
著者:中田 明子/50代・女性・主婦。男の子2人を育てる母。
イラスト:きょこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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