中身がとんでもない状態に！？
ある2月のこと。その日はとても寒い日でした。出社をすると、ある女性からバレンタインデーのチョコレートをもらいました。かねてより「いいな」と思っていた女性からのチョコレートだったということもあり、僕は有頂天になったことを今でも鮮明に覚えています。
午前中にもらったそのチョコレートは大事にかばんの中へ。仕事が終わり帰宅したら自宅で開けようと思っていました。ウキウキとした気分のまま、職場で仕事。寒い日だったため、社内は暖房が効いており、電気ストーブの電源もついていました。
その後、仕事が終わってから意気揚々と帰宅し、かばんを開けると……もらったチョコレートの包みがなんだか歪んでいるような。ただそのときは「まあ、大丈夫だろう」と思っていたのですが……。包装紙を破き中身を確認すると、なんとチョコレートがドロドロに溶けていました。
職場はかなり暖かかったということもあり、また冷蔵庫などに保管せず、長い時間かばんに入れていたことで溶けてしまったのでしょう。もうどんな形だったのかわからないほど溶けてしまっていました。そのときの僕の後悔といったら……。
とはいえ、味は変わらずとてもおいしかったです。翌日、彼女には「おいしかったよ」と笑顔でお礼を伝えました。もちろんですが、ドロドロのまま食べたことは言えませんでした。彼女がチョコの形について何も触れることがなかったのでちょっとホッとしてしまいました。
著者：Y／50代男性・会社員。趣味は競馬に読書。時々ストレッチで体をほぐしています。
イラスト：マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2025年1月）
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