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「離乳食ですり鉢を使うときのポイント」を離乳食のプロが教えます!

この記事では、保育士であり、離乳食インストラクターの中田馨さんが、離乳食ですり鉢を使うときのポイントとメニューを紹介しています。

離乳食

 

こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。離乳食の食器・調理器具セットは、裏ごし器と一緒にすり鉢がセットになっていることが多いかと思います。そのすり鉢、「あんまり使ったことがない」というママさんも多いのではないでしょうか。私もその一人でした。でも、使ってみるといろいろなメニューが簡単にできます。今日はすり鉢の使い方とメニューをお届けしますね。

 

すり鉢の利点と欠点

すり鉢は、手軽に使えて素材の風味を出すことができるという利点があります。ゴマをすっていると、すっている途中からゴマの風味を感じられるので、食欲にもつながりますね。その反面、すり鉢は洗うのが面倒だったり衛生面に不安だったりという欠点もあります。すり鉢の溝に詰まった食材を、きれいに取り除くのはなかなか大変です。

すり鉢で離乳食を調理するときの3つのポイント

離乳食にすり鉢を使うときは、清潔なものを使うのが鉄則。すり鉢ですってそのまま加熱せず赤ちゃんに与えることもあるからです。

 

① 清潔なすり鉢を用意する

② 耐熱なら熱湯をかけて消毒してから使う

③ 使い終わったらきれいに洗い、乾燥させる

 

この3つのことを大切にしてくださいね。

 

離乳食に使えるすり鉢メニュー

すり鉢は特に5~6カ月ごろ(離乳食初期)の裏ごしから、7~8カ月ごろ(離乳食中期)のみじん切りに代わる移行期ごろに活躍します。根菜類はもちろんのこと、葉物や魚もすり鉢でするとなめらかに仕上がります。7~8カ月(離乳食中期)以降は以下のようなメニューに使えますよ!

 

【白和え】 

豆腐をトロトロになるまですり鉢ですり、小さく切ったにんじん、ほうれん草など湯がいた野菜を混ぜ合わせる。

 

【茶巾絞り(ちゃきんしぼり)】

さつまいも、じゃがいも、かぼちゃなどを湯がいてから、すり鉢ですりつぶし、布巾などで包んでひねり、絞り目をつける。

 

 

みなさんもすり鉢を活用しておいしい離乳食を作ってくださいね。

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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