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楽しく過ごせるはずだったのに…帰省先でも容赦なく起こる赤ちゃんの事故

お盆休みやお正月休みなどの長期連休を利用して、実家に帰省するというご家庭も多いのではないでしょうか? しかし、普段子どもが生活していない帰省先では、赤ちゃんが思わぬ事故に遭遇してしまうことがあります。この記事では、帰省中に発生した子どもの事故事例や事故を起こさないためのポイントを紹介しています。

たばこをとろうとしている赤ちゃん

 

核家族化が進む現代において、実家から遠く離れた場所で暮らしている家族もたくさんいます。そのため、長期連休には実家への帰省がお決まりプランになっている家族も多いのではないでしょうか。おじいちゃん、おばあちゃんと孫が触れ合う時間をつくることはとてもすてきなことです。しかし、消費者庁には帰省中に発生した赤ちゃんの事故情報が寄せられています。一体どのようなことが原因で、事故が起きているのでしょうか?

 

帰省中に発生した子どもの事故事例

消費者庁に報告された、帰省先での赤ちゃんの事故事例をご紹介します。

 

●子どもがむしゃむしゃしていると思ったら、たばこを食べていた。つかまり立ちをして、棚の上にあった祖父のたばこを床に落としたと思われる。その後5回嘔吐した。(0歳)
●子どもが床に置いてあった炊飯器の蒸気に触れ、右手にやけどを負った。近くには大人が何人もいたが、目を離していた。(1歳)

 

これらの事故で原因となったのは、ごく一般的な日用品や家財道具でした。大人にとっては問題のないものであっても、赤ちゃんにとっては事故の原因となりうることがわかります。
 

普段子どもがいない家庭に潜む危険

帰省先では、両親2人のみなど、大人しか暮らしていないという家庭も多くあります。このような普段子どもがいない家庭には、以下のような特有の危険が潜んでいる可能性があるといいます。


●子どもにとって危険な日用品が子どもの視界に入る・手が届く場所に置かれている
●大きな段差やテーブルの角などがある
●自宅にはない見慣れない日用品などに、子どもの好奇心が刺激され、思わぬ行動につながる
●見慣れない日用品などは危険かどうかを判断することができず、恐れ知らずの行動につながる

 

これらのように、帰省先では事故防止策が十分に取られていないケースが多々あり、注意が必要です。

 

帰省先で事故を起こさないためのポイント

帰省の予定が決まったら、事前に家庭内で起こる事故の危険性を実家の家族と共有しましょう。そして、事前に子どもに適した環境を整えてもらう、見直してもらうことが有効な安全対策と言えます。その際に危険と思われるものは、子どもの目に触れない、あるいは手の届かない場所で使用・保管するよう心がけましょう。


やむを得ずその対応が難しい場合には、その危険性を保護者全員が認識し、実家滞在中は常に子どもの行動に気を配り、目を離さないようにしましょう。

 

 

実家への帰省は、子どもにとっては大好きなおじいちゃんやおばあちゃんと、両親にとっても大切な孫たちと会える楽しみなイベントです♪ そのため、帰省前に実家の家族とタッグを組み、子どもの事故を未然に防ぐ安全対策に取り組みましょう。


※参考/子ども安全メール from 消費者庁

 

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