カーテンの奥にいたママの姿にどぎまぎ!
私はカウンターで育児用ミルクをつくり、ソファで育児用ミルクをあげるために奥のカーテンを開けました。すると先に入っていたママがいて、服がほとんどはだけた状態で授乳していたのです。授乳しているというよりは、壁にもたれかかるような状態で目をつむり、寝てしまっているように見えました。
私は「この状態で声をかけられるのは恥ずかしいだろうな」と思いつつ、赤ちゃんが落ちないだろうかとヒヤヒヤ。私がしばらくカーテン付近でうろうろしていると、その赤ちゃんがぐずり始め、ママがやっと顔を上げたのでした。
あれ?予想外の展開に…
そのママは、すぐに私の存在に気づいてペコリと頭を下げました。すると服を直すことなく、上半身を隠さない状態で授乳を再開したのです。私はてっきり、寝落ちした際に服がずり落ちてしまったのかと思っていたのですが、これが通常の授乳スタイルのようでした。
とはいえ、なんとなく気まずくて、私は娘に育児用ミルクをあげないまま授乳室を後にし、近くの休憩スペースを利用したのでした。
私は普段から育児用ミルクをあげているので、授乳室を利用する機会は少ないですが、あそこまで開放的な状態で授乳しているママを見たのは初めてで驚きました。いろいろな考え方があるとは思いますが、私のように気まずく感じてしまうママもいるかなと思うので、個室ではない共用の授乳室内ではもう少し配慮があるとうれしいなと感じた出来事でした。
著者:河原りさ/30代女性。2016年生まれと2018年生まれの女の子2人、2024年生まれの男の子のママ。花屋に勤務。都会のおでかけスポットや植物に関心あり。
イラスト:キヨ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)