こんにちは、保育士の中田馨です。赤ちゃんが生まれて生後4カ月ごろになると、自治体から4カ月健診のお知らせが来ます。4カ月健診ってどんなことをするのか、具体的な内容をお話します。
4カ月健診ですること
一般的な4カ月健診の内容をお伝えします。4カ月健診にはいくつか重要なチェックポイントもありますので、必ず受けるようにしましょう。
【主な健診内容】
・問診
・身体測定
・小児科診察
・整形外科診察
・育児相談
・栄養相談
・心理相談
・離乳食指導
首すわりのチェック
仰向けに寝ている赤ちゃんの両腕を引き起こして、首のすわりをチェックします。
うつぶせのチェック
赤ちゃんをうつぶせにして、自分の腕で頭を持ちあげられるかをチェックします。
目を追うかのチェック
赤ちゃんがおもちゃなどの物を目で追うかをチェックします。左右の目が同じ位置にあるかなども確認します。
股関節脱臼のチェック
股関節、足と股関節の開き具合などを見て、股関節脱臼がないかを調べます。
そのほかのチェック
あやすと笑うかなど、脳と心の発達が順調かをチェックします。
わが家の2人の子どもは、知らない人への警戒心が強く4カ月健診のとき一切笑ってくれなかったため「お家では笑っていますか?」と聞かれました。焦らずにおうちではどうかを素直に話すようにしてください。私は「普段はよく笑っています」と答えました。
当日の持ち物と服装
4カ月健診に必要なものです。
・母子健康手帳
・病院の診察券
・母子の健康保険証
・乳児医療証
・赤ちゃんに必要なもの(おむつ、着替え、おしりふき、ガーゼ、ミルク、お茶など)
当日の服装は、赤ちゃんが脱ぎ着しやすいものを着ていきましょう。私は前開きタイプの服をおすすめします。健診の日は可愛いさよりも、実用的な服装を選ぶようにしましょう。
交通機関は何を使って行く?
4カ月健診は、自治体が開催する集団健診と指定の病院でおこなわれる場合があります。特に集団健診の場合は待ち時間が多くなる場合があるので、時間に余裕をもって出かけることをおすすめします。
私の場合、息子の4カ月健診は電車と徒歩で30分かかる会場でおこなわれました。肌寒い小雨の中ベビーカーで行きましたが、今から思うと「ケチらずにタクシーで行けばよかった!」と思いました。季節や天候によっては、赤ちゃんに負担がないよう交通機関なども検討してくださいね。
また4カ月健診は1カ月健診のときよりもさらに専門家が多いので、この機会にそれぞれの専門家に日ごろ疑問に思っている育児の話をしてみてください。