上の子は妊娠38週ちょうどで生まれたので、下の子も同じくらいで生まれるかもしれないと思っていたら、妊娠36週でおしるしがありました。妊娠37週の健診で子宮口が4cm開いているので、いつ陣痛がきてもおかしくないと医師に言われましたが、おしるしと前駆陣痛はあるものの、なかなか陣痛に繋がらず……。
なかなか生まれない…
周りからは「生まれた?」の言葉が増えていき、プレッシャーを感じる日々。陣痛ジンクスやあらゆる方法を試してみましたが、妊娠38週、39週過ぎても、やっぱり生まれない……。経産婦はお産の進みも早いと聞いていたので、いつ生まれるのかという緊張感で、若干ノイローゼ気味になりかけましたが、「もう赤ちゃんのタイミングに任せよう」と開き直って妊娠39週の健診に向かいました。
妊娠39週の健診で急遽入院することに!
病院の駐車場から病院までの距離を歩いていくうちに、なんとなくおなかの痛みを感じました。また前駆陣痛かな? いつもより痛みが強いなぁと思っていたところ、内診をしてみたら子宮口が6cmに! 急遽、そのまま入院することになりました。
まさかのスピード出産
入院とはいえ、前駆陣痛で遠のくだろうと思いきや、そのまま真っ直ぐ陣痛室へ。いやいや、昼間に出産はないだろうと思っていたら、なんと、子宮口8cmに!
このとき初めて「あ、生まれるの?」と思った私。たまたま実習に来ていた看護学生に見守られつつ、あっという間に出産。健診のつもりで病院に着いてから2時間半でのスピード出産でした。
約1カ月も続いたおしるしと前駆陣痛で、本格的な陣痛がきても疑心暗鬼になってしまい、遠のくだろう、日中に出産はないだろうと思っていましたが、まさかの健診ついでの出産に! 看護師さんからも「こんなことは初めて」とびっくりされました。経産婦のため、夜間の慌ただしい出産になるのでは、という心配も何のその、まさかの日中での出産でそれも平日だったからか、費用も想定していたよりかからず、親孝行な子だなぁと感じた出産でした。
著者:伊藤 綾
6歳、0歳の二児の母。甲状腺疾患のため、二人目を諦めていたところ、血液検査の数値が正常値になったことを機に妊活再開して半年後に妊娠判明。ワンオペ育児に奮闘中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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