子どもの生活リズムを整えることが、育児の悩みの1つでした。食事や睡眠、1日のすべてを育児書通りにするよう努めたのですが、時間に追われているような気がして疲れてしまったのです。しかし、お昼寝時間だけは毎日同じ時間に取るように心掛けたところ生活リズムが安定し、私も少し育児にゆとりが出てきたので、その経験をお伝えします。
毎日同じ時間にお昼寝をする
お昼寝回数が1回になった現在1歳半の息子。お昼寝時間は11時~13時ごろです。起床は7時で、10時にバナナなどの軽食を食べてからお昼寝をします。起きてからお昼ごはんですが、12時を大幅に過ぎてしまうので、最初は「子どもがおなかを空かせてかわいそう」と、とても悩みました。
以前はわざわざお弁当を作り、公園で食べさせてから寝かせていた時期もありました。しかし毎日お弁当を作るのは大変! 軽食を食べてお昼寝という、この習慣に定着させてからは家事時間や自分の時間を確保することができるようになり助かっています。
いつも同じ時間にお昼寝してもらうには……
私の主な外出先は買い物か、子育て支援センターなどの遊び場です。ちょっと遠くへ外出したとしても、お昼寝時間になると息子はぐずってくるので、その前に買い物を済ませたり、遊び場から帰宅するようにしています。
移動は車なので、「ねんねドライブ」と称し、10分もドライブすれば息子は寝てくれます。自宅に着いたらベッドに移動させ、私の自由時間の始まりです。静かにすることが絶対ですが、息子が寝ている間だけが自由な時間です。
予測のできる生活で育児がラクに!
お昼寝時間を毎日同じ時間に意識することで、予測ができる生活になりました。だらだら家に居ることなく、午前中の早い時間に外出し、車の移動中に寝かせる。ですから、わが家の場合はお昼寝の寝かしつけに時間を取られることもありません。
家事が中途半端でも、息子が寝たあとにゆっくりとできます。そのために11時から13時の間にはなるべく予定を入れず、予定は時間をずらして入れています。静かにしていれば1時間以上は寝てくれるので、インターホンや電話の着信音はオフ。貴重な自分時間です。
「そんなにきっちりしなくても……」と実母に言われたことがあります。だけど、息子にとっても私にとってもお昼寝時間はとても重要に感じています。その時間があるから、夜までまた笑顔で過ごせる。お昼寝時間をしっかり取る習慣をつけたことで、息子の生活リズムが安定し、私も育児が少しだけラクに感じるようになりました!
著者:高橋こずえ
3歳と1歳の姉弟を育児中。節約・整理収納・手芸が趣味で、家での手仕事を楽しんでいる。子育てライター歴3年目。