私は妊娠初期から食べづわりに悩まされました。空腹になると吐き気が出るので、ずっと何かを食べている状態。そのため、体重もどんどん増加していきます。私が通っていた産婦人科は体重制限に厳しく、何度も注意されてしまいました。そのことがくやしくて私が始めた、体重を増やさない方法を紹介します。
1.ヨガ
ヨガはつわりがおさまり、体調が落ち着いてきた安定期ごろから始めました。ヨガには骨盤底の引き締めや弛緩、股関節を柔軟にするポーズなど、お産に大切な動きがたくさんあります。ヨガでは「呼吸」をとても大事にします。呼吸を意識しながら、ゆったりとした動作でおこなうので、運動になるうえに体はほぐれて気分もリフレッシュできました。
2.ウォーキング
妊娠6カ月ごろからは体の調子もよくなっていたので、週に2〜3回、公園やショッピングセンターまで気ままにウォーキングをしていました。そのころの歩数計を見ると、歩数はなんと1万歩ほど。無理なくよい運動になりました。
私は切迫早産などの恐れがなかったためたくさん歩いていましたが、ハリを感じたらすぐに休憩するよう心がけました。また、水分補給のための飲み物や母子手帳は必ず持って出かけていましたよ。
3.低カロリーなおやつに替える
妊娠中はとにかくおなかが空きます。そのうえ、空気を吸っているだけでも太るんじゃないか? と思うぐらい体重増加が顕著になりました。ただ、空腹を我慢しすぎてもストレスを感じてしまいます。そんなときは、手軽に食べることができるこんにゃくゼリーや納豆、ナッツなど、低カロリーかつ栄養豊富なものを食べるようにしていました。
運動やおやつに気を付けた結果はというと……。妊娠中の急激な体重増加を防ぐことに成功し、体力もついたのか、比較的体力に余裕がある状態で出産を終えることができました。日々の運動やバランスのいい食事を心がけることで損になることはないと実感した妊娠生活でした。
著者:近藤亜津子
子育て中のママ。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。