「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【管理栄養士に相談】。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、離乳食でパンを食べさせようとお考えのママからのご質問です。
Q. 最初はパン粥のほうがいいですか?
生後9カ月になる息子を育てています。まだパンを試したことがなく、近々試そうと思うのですが最初はパン粥のほうがいいですか? 手づかみ食べが上手なので、大丈夫であればスティックで食べさせたいのですが、大丈夫でしょうか?
久野多恵管理栄養士からの回答
パンを試されるご予定なのですね。手づかみ食べがお上手とのことですので、パンはとても良い食材であると思います。ただ、まだ食べたことがないという点と、水分の少ないパンに慣れていないお子様にとって、始めからスティック状のものをあげるのは詰め込みの危険もありますので、少し不安があります。
はじめは、パン粥もしくは育児用ミルクや牛乳やヨーグルトなどに浸したパンを少量から与えて様子を見ながらすすめると安心ですね。アレルギーの心配がなく、ある程度食べられるようになったら、手づかみ食べのメニューにしていただいてよいと思いますよ。
※参考:ベビーカレンダー「管理栄養士に相談」コーナーより
赤ちゃんがパンを食べられるようになる時期は?
パンは、アレルギー表示義務7品目の小麦粉からできているものが多いので、お米(おかゆ)に慣れた離乳食初期の後半以降からのチャレンジをおすすめします。
赤ちゃんの場合、まずは食パンの白い部分が食べやすいですね。離乳食初期、離乳食中期は食パン。離乳食後期以降から、バターロールやフランスパン(白い部分)などにチャレンジするのがいいでしょう。
パンには、塩分、バター、砂糖などが含まれていることが多いです。赤ちゃんに与えるときは、なるべくそれらが少ないものを選ぶと安心できます。
食パンをおいしく変身させる方法
食パンに、いろいろな具材をはさんで、おいしく変身させて食べてみましょう!
【おすすめの具材】
・ゆで卵+野菜
・かぼちゃやさつまいものペースト
・果物+プレーンヨーグルト(バナナ・りんごなど)
・じゃがいも+カッテージチーズ
・コーン(クリーム缶) などなど
いろいろなアイデアがありますね!離乳食後期以降、手づかみ食べメニューにもなりますよ。
手軽に食べられるパンは、時間のない朝や外出に重宝します。赤ちゃんのパンのルールを守っておいしく食べてくださいね。
ベビーカレンダーは、妊娠や育児のお悩みを抱えたママさんの強い味方でありたいと思っています。自分だけではどうしても解決できなかったとき、不安で仕方がないときは本物の助産師や管理栄養士がリアルタイムでお悩みや質問にお答えする『助産師に相談』『管理栄養士に相談』の掲示板をぜひご活用ください!
※参考: ニュース(食・レシピ)「【離乳食のギモン】赤ちゃんはいつからパンを食べられるの?」【著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨】