混ぜるのはNG?1つの食材を1種類ずつ食べさせなきゃダメってホント?

2019/03/06 20:00
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この記事では、離乳食インストラクターの中田馨さんが離乳食期のメニューの食材についてお話しします。1つの素材を1種類ずつ食べるメリットや、いくつかの種類の食材を混ぜるのはNGなのか、食材を混ぜるときの注意点についてもまとめました。
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こんにちは、離乳食インストラクター中田馨です。離乳食の本を見るとよく、「1つの食材を1種類ずつ食べさせましょう」と書かれています。大人の料理は、食材を組み合わせて作ることも多いですが、離乳食は食材を混ぜないほうがいいのでしょうか?

 

今日は、1種類ずつ食べたほうがいい理由と、食材を混ぜるのはNGなのかなど、ママの疑問に答えます。
 

1つの食材を1種類ずつ食べるメリット

離乳食期に1つの食材を1種類ずつ食べると、食材そのものの味が分かるというメリットがあります。かぼちゃの味、にんじんの味、しらすの味など、食材にはそれぞれが持っている「味」があります。

 

5〜6カ月ごろ(離乳食初期)は、その食材そのものの味を経験して味わってほしいと思います。この経験をすることで、味覚の幅も広がると考えているからです。
 

いくつかの種類の食材を混ぜるのはNGなの?

結論から言うと、数種類の食材を混ぜてももちろんOKです。食材と食材を組み合わせたおいしさを経験することも大切です。

 

例えば、かぼちゃひとつを例にとってみても、水でかぼちゃをゆがくのと、水でかぼちゃと鶏ささみをゆがくのと、だしでかぼちゃと鶏のささみをゆがくのでは味は変わってきます。食材そのものと、食材を組み合わせたもの、だしで煮たもの、それぞれ感じる「味」は違いますよね。1種類で食べるときもあれば、数種類の食材を組み合わせて食べるときもある。

 

そんな感じで、必ず1種類ずつ食べさせなくてはいけないということではなく、いろんな調理方法を考えて離乳食作りをしてみましょう。


食材を混ぜるときの注意点

ママからよく言われるのが「何も混ぜないおかゆを食べてくれないんです」という相談。急におかゆを食べなくなった赤ちゃんに、他の食材を混ぜたら食べてくれるようになった。でも、食べさせているうちに「このまま何も混ぜない白いおかゆを食べてくれなくなってしまうのではないか?」と不安に感じたそうです。

 

これはおかゆに限らず他の食材でもよくある話なのですが、大切にしてほしいポイントは、2つあります。

 

●混ぜたものばかりを食卓に出さない
●1種類で食べるチャレンジをする

 

まずは白いおかゆを食卓に出し、ひとさじでもチャレンジしたらひとまずOK。赤ちゃんが嫌がったら、別の食材と混ぜてもいいです。無理強いして食べさるのではなく、徐々に白いおかゆを食べる回数や量を増やしてみましょう。食べてくれないときの方法として、大人が同じものを同じ食器でおいしそうに食べていると、赤ちゃんも興味を持ってくれますよ。

 

離乳食期は、味覚の土台をつくる時期です。赤ちゃんの月齢に合わせて、様々な食材を取り入れ、様々な組み合わせや調理方法で、赤ちゃんの食体験を広げてあげてください。

 

著者

保育士 中田馨

一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長


0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨“和の離乳食レシピ”blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中! BLOG:「中田馨“和の離乳食レシピ”blog



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