妊娠後期に入り、積極的に体を動かそうと思っていた私ですが、臨月を過ぎると大きなおなかでは思うように体が動かず、眠気とだるさからなかなか運動ができませんでした。どれだけ寝ても眠気がとれない……。そんな状況だったときの体験談を紹介します。
妊娠後期、体が重くて運動がおっくうに
出産に向けてウォーキングなどの運動を始めた妊娠後期。しかし妊娠9カ月ごろには腹囲が90cmを越え、さらに体が重たく感じるようになっていました。それでもなるべく動くように気を付けていましたが、思うように体が動かず、口から出る言葉は「ヨイショ」ばかり……。
臨月になるとますます大きくなったおなかの影響で、足腰にも負担がかかり、運動するのがおっくうになってしまいました。
臨月には眠気とだるさがピークに
産院からも「スムーズな出産のためにも臨月はどんどん動いてください」と言われたのですが、眠気とだるさに耐える毎日……。今まで日課にしていた散歩も息切れをすることが増えてペースダウン。朝もスムーズに起きられず、夫が家を出たことにも気付かない日も。日中も眠気から横になる回数が増えました。
このままダラダラしていて大丈夫なのかと心配になり、健診時に相談してみることにしました。
眠いときは寝る! ただしメリハリをつける
相談の結果、ホルモンバランスの影響で、眠気に加え寝つきも悪くなってしまうことがあると知りました。また、おなかの赤ちゃんに血液を送るため、貧血になりやすく、心臓に負担がかかって息切れをしやすくなることもあるとのこと。運動をすることも大事だけれど、眠気がつらいときは無理せず横になることも大切だと指導され、運動しなければと不安だった私は安心することができました。
ただ、ずっとゴロゴロしているだけでなく、体調に問題がなければ運動をして、寝つきにくい夜に眠れる体をつくることも大事なのだそう。つらいときは横になり、体と相談しながら散歩に出かけるなどして赤ちゃんを迎える準備をしました。
妊娠後期になると体への負担も大きくなり、疲れやすくなったり眠くなったりと、動くことがおっくうになりがち。休むときは休む、動くときは動くといったように、メリハリをつけることが大事だと学びました。無理せず、自分の体調と相談しながら乗り切りたいですね。
著者:深田ようこ
三児の母。夫とは二回り近い年の差婚。子ども服のショップ店員など、結婚するまでは子ども向けの仕事に携わる。現在は芸能や育児に関する記事を中心に執筆中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。