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離乳食完了! 1歳半過ぎの赤ちゃんにはどんな食事を与えたらいいの?

この記事では、保育士であり離乳食インストラクターの中田馨さんが1歳6カ月になって離乳食期が終わり幼児食になったときの食事の与え方について紹介しています。 味付けの基本は、幼児期前半は大人の味付けの1/4~1/3くらい、幼児期後半は大人の味付けの1/2くらいが目安です。

幼児食のイメージ

 

こんにちは、離乳食インストラクターの中田 馨です。1歳6カ月になって離乳食を卒業すると、次は幼児食になります。これからはどんな食事を与えればいいのでしょうか? 今日は離乳食期が終わり幼児食になったときの食事のお話です。

 

大人と同じ味付けでいいの?

離乳食が終わったら「大人と同じ味付けでいいの?」と思われるかもしれませんが、まだまだ内臓機能は大人よりも未発達なので、子どもに合わせた味付けが必要です。

 

幼児食は離乳食の延長線上

幼児食は離乳食の延長線上。これまで素材の味を生かした薄味のやさしいごはんを食べてきて、急に大人と同じ食事になると子どもの体もびっくりしてしまいます。幼児期は大きく分けて幼児期前半(1歳6カ月~2歳)と幼児期後半(3歳~5歳)に分かれます。特に幼児期前半は、1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)とそう大きく変わらない味付けで、進めることをおすすめしています。

 

幼児食の調理法と味付けの基本

調理法の基本は、離乳食期と同じように煮る、蒸すなどです。炒める、揚げるはごくたまの楽しみにしましょう。 味付けの基本は、幼児期前半は大人の味付けの1/4~1/3くらいを目安にしましょう。幼児期後半は大人の味付けの1/2くらいの味付けが目安です。

 

大人の料理からの取り分けも簡単なのでおすすめです。

 

【煮物を取り分ける方法】

1.だしで野菜や肉などを煮る

2.子ども用に少し調味料を入れ、しばらく煮たら器に取り分ける

3.残りの調味料を入れて煮込めば大人用完成

 

 

とてもお手軽ですので、大人の料理からの取り分けにチャレンジしてみてくださいね。煮物以外にも汁物などでも同じ方法ができますよ。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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