出産予定日が近付いてくると、「赤ちゃんはいつ生まれてくるんだろう」と、自分も周りもそわそわしますよね。私も妊婦健診のたびに助産師さんに相談し、「陣痛につながるかもしれないあれこれ」や「出産に向けてできること」を教えてもらっては実践していました。今回は、出産を間近に控えた私が臨月におこなったことをお伝えします。
骨盤を意識した動作
とくに出産時や産後は股関節に負担がかかりやすいということで、産前に股関節を鍛えることが大切だと助産師さんに指導を受けました。そこで、スクワット、たくさん歩く、ぞうきんがけなど、どれもよく聞く内容ではありますが、出産に向けて骨盤を意識した動作を実践しました。
また、私はマンションの5階に住んでいたので、上り下りともに階段を使い、骨盤や股関節を意識した運動を心がけました。ただし、手すりにしっかりつかまるなど、すべったり転んだりしないように気を付けました。
おっぱいマッサージ
早い人だと妊娠中から母乳がにじむ人がいるとのことですが、私の場合、妊娠中に母乳が出てくることはありませんでした。助産師さんに母乳のためのマッサージをおこなうべきか相談したところ、「臨月からでOK」とのこと。臨月を待っておっぱいマッサージを取り入れました。
どちらかというと、子宮収縮のためのホルモン分泌促進が目的とのことでした。産院によって方針が異なるようなので、かかりつけの医師や助産師さんに相談するといいと思います。
安産体操やマタニティヨガ
私が第一子妊娠時に通院していた産婦人科には、助産師さん指導によるマタニティヨガクラスがありました。マタニティヨガの呼吸法は陣痛時の呼吸法にも応用できるとのこと。出産のイメージトレーニングにもつながり、心身ともに出産に向けた準備を整えることができました。
また、ヨガと一緒に安産体操を教えてもらいましたが、この2つは腰痛の予防や改善にもつながるとのこと。それまで私はひどい腰痛に悩んでいましたが、安産体操のおかげで少し改善したことを覚えています。
正期産の時期に入るとより一層「早く赤ちゃんに会いたい!」と思う方も多くなるのではないでしょうか。不安なことも多々ありますが、心身ともに準備を整え、赤ちゃんを迎えたいですね。
著者:東 慶子
三児の母。育児のかたわら、アンガーマネジメントキッズインストラクターの資格を取得。自身の育児経験に生かすとともに、将来的には子ども向けの講座を開催したいと考えている。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。