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赤ちゃんの生活リズム大丈夫?月齢と目安をおさらい!

この記事では、生後0カ月から生後12カ月の赤ちゃんの月齢別に生活リズムの目安を紹介しています。目安を参考に、あまり神経質になりすぎず、赤ちゃんの個性を大切にして見守ってあげたいですね。

寝ころんだ赤ちゃん

 

夜寝るだけでなく、お昼寝もするのが赤ちゃん。となると、何時に起きて何時に寝るのがいいの?とギモンに思うことも。そこで今回は、生後0カ月から生後12カ月の月齢別に、生活リズムの目安をご紹介します。

 

生後0〜1カ月

◼︎ 起きては寝るをくり返す

◼︎ 昼夜の区別がない

 

新生児期は眠りが浅いため昼夜の区別がなく、2〜3時間おきに目を覚まし、おっぱいやミルクを飲んでまた寝るを繰り返します。1日の合計睡眠時間は16〜17時間程度。赤ちゃんは新陳代謝が活発なので、1日1回は沐浴をしましょう。時間帯はいつでもいいですが、毎日同じ時間帯にしましょう。

 

生後1〜2カ月

◼︎ 昼夜の区別はない

◼︎ 起きている時間が少し長くなる

 

飲んでは寝るの繰り返しですが、少しずつ起きている時間が長くなってきます。ですが、昼夜の区別はまだありません。夜に何度も目を覚ますことがあります。ママが睡眠不足や育児疲れになる時期ので、つらいと感じたときに周囲の助けを借りましょう。窓を開けて外気浴をすると、赤ちゃんもママも気分転換になります。

 

生後2〜3カ月

◼︎ 昼夜の区別がつくように

◼︎ 夜まとめて寝る赤ちゃんも

 

夜中に起きる回数が減って、中には夜まとめて寝る赤ちゃんも増えます。一方で、まだ昼夜の区別がつかない赤ちゃんも。そんなときには朝起きたときにカーテンを開けて日の光を浴びさせる、夜寝る時には部屋を暗くして寝かせるなどすると、生活リズムが整ってきます。睡眠リズムは学習であるため、日々の習慣づけが大切、また親の生活習慣が大きく影響します。

 

生後3〜4カ月

◼︎ 昼夜の区別がつくように

◼︎ 昼間起きている時間が長くなる

 

夜まとまって眠るようになり、日中に起きている時間が長くなります。夜20時に就寝した場合、1〜2回起きて朝7時に起きるというリズムが目安。まとめて6時間くらい寝てくれることもあり、育児はずっと楽になります。外気に慣れさせるため、お散歩やベランダに出るようにしましょう。ただし、お天気のいい暖かい日に限ります。

 

生後4〜5カ月

◼︎ 朝起きて夜寝ることが習慣に

◼︎ おっぱいやミルクの回数も減る

 

生活リズムを整える時期です。赤ちゃんと一緒にパパやママも早寝早起きの生活サイクルにしましょう。起床、食事、お昼寝、お風呂をほぼ毎日同じ時間にすることが大切です。

 

まずは起床の時間を決め、朝起きたら着替えをし、顔を拭くなどの習慣をつけると、赤ちゃんも1日の始まりがわかってきます。次に、毎日30分ほどのお散歩と決まった時間の入浴が習慣となれば、夜ぐっすり眠ってくれることも増えてきます。

 

生後5〜6カ月

◼︎ 起床と就寝の時間を決める

◼︎ 朝は8時までに起こすようにする

◼︎ 昼寝が午前と午後1回に

◼︎ お風呂は同じ時間に入れる

 

生活リズムが整うことを心がけて1カ月がたちました。就寝と起床の時間が決まってきます。朝は8時までには起こしましょう。昼寝の時間が午前と午後1回ずつに落ち着いてくることが多いです。首がすわり、うつ伏せになれたり、寝返りができるようになったら、昼間は体を動かして遊びましょう。30分ほどのお散歩も継続して毎日行けると赤ちゃんも気分転換ができていいですね。

 

生後6〜7カ月

◼︎ 起床と就寝の時間を決める

◼︎ 朝は8時までに起こすようにする

◼︎ 昼寝が午前と午後1回に

◼︎ お風呂は同じ時間に入れる

◼︎ 歯が生えたらオーラルケアを始める

 

6カ月ごろになると夜泣きをする赤ちゃんがいます。生活リズムを整えていても改善しないこともあるので、ママだけ育児をしていてつらいときには、パパなど、家族に協力してもらいましょう。

 

泣きやまないときには抱っこだけでなく、水分補給や外気にあたるなどすると、気分がよくなり、その後スムーズに寝てくれることも。

 

生後7〜8カ月

◼︎ 夜はパジャマに着替えさせる

◼︎ お出かけは午前中に

◼︎ お昼寝は1時間以内

◼︎ 手や顔を拭くなどの生活習慣をスタート

 

7カ月になったら基本的な生活習慣を身につけていきましょう。朝の着替えと洗顔、食前や外出後に手を拭くなどを繰り返すことで生活習慣が身につくだけでなく、風邪予防等にもなります。

 

体を動かすことが好きな時期なので、午前中にお出かけをし、お昼寝は寝すぎないようにすると、夜ぐっすり眠れるようになります。お友だちと児童館や公園で積極的に遊びましょう。

 

 

生後8〜9カ月

◼︎夜はパジャマに着替えさせる

◼︎早寝早起きの生活を保つ

◼︎昼間は活動的に過ごす

 

はいはいができるようになったら、赤ちゃんが動いでも安全なスペースを確保しましょう。家の中が難しい時には、児童館や子育てセンターへ行き、体を動かす機会を持ちましょう。昼間たっぷり体を動かすことで、夜にぐっすり眠れるようになります。朝は8時までに起床し、夜は9時までに就寝できると理想的です。

 

生後9〜10カ月

◼︎3回食の時間を決める

◼︎生活リズムを保つ

◼︎生活リズムをリセットしたい日こそ早起き

◼︎夜泣きがはじまる子も

 

3回食をスタートさせると慣れないうちは忙しく、生活リズムが乱れ気味に、特に3回目の食事は19時までに食べ終わるようにしましょう。しっかり睡眠が取れていないと、赤ちゃんも機嫌が悪くなり、離乳食の時間もグズグズするように。

 

生活リズムを立て直す方法は、つらくても1日早起きをして、しっかり朝日を浴び、たくさん動くことです。この時期から1歳までは、夜泣きが続くことがあります。平日赤ちゃんのお世話をしていて疲れが溜まったときには、土日だけでも寝かしつけをほかの人に代わってもらうとラクになれます。

 

生後10〜11カ月

◼︎3回食の時間を保つ

◼︎公園など外で遊ぶ習慣を

◼︎昼寝は16時までに起こしましょう

◼︎夜20時には寝かしつけましょう

 

3回食にも慣れてきたら、外遊びの時間をたっぷり取るようにしましょう。お天気のいい日は公園へ行き、ママと一緒に滑り台やブランコに乗ることで、ダイナミックな遊びに慣れていきましょう。また、葉っぱや砂に触ることで触感を覚えることができます。夜は20時までに寝かしつけができていると、ママもその後の時間が取れて、ゆっくりできます。

 

生後11〜12カ月

◼︎3回食の時間を保つ

◼︎お昼寝は1回に移行

◼︎15時ごろにはお昼寝を切り上げる

 

お昼寝を1日1回へと移行していきましょう。ほとんどの赤ちゃんが、お昼を食べた後に昼寝をします。夜ぐっすり眠るためには、お昼寝を15時までに切り上げることがポイント。ひとりで眠れる赤ちゃんもいますが、まだまだママと一緒ではないと眠れない子がほとんどです。

 

 

赤ちゃんは日ごとに成長していきますね。ただし、ご紹介した生活リズムはあくまで目安です。なかにはたくさん寝る赤ちゃんもいれば、睡眠が短い赤ちゃんも。あまり神経質になりすぎず、赤ちゃんの個性を大切にして見守ってあげたいですね。


※参考:ベビーカレンダー 基礎知識「生後0〜1カ月」「生後1〜2カ月」「生後2〜3カ月」「生後3〜4カ月」「生後4〜5カ月」「生後5〜6カ月」「生後6〜7カ月」「生後7〜8カ月」「生後8~9カ月」「生後9〜10カ月」「生後10〜11カ月」「生後11〜12カ月」【監修/小枝達也先生】

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
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      メンタルリープなのか4ヶ月を迎え夜の睡眠がこまぎれに退行しています。「ぐっと楽に」の一言が羨ましいです、今だけなのでしょうか…
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