生理に関する考え方は人それぞれだと自分ではわかっていても、人にわかってもらうのは難しいなと感じた私のエピソードです。
経血量が多く、生理が重かった妊娠前
生理に関する考え方は人それぞれ。経血量や痛みも人によって異なるとインターネットでも本でも書かれていますが、なかなかほかの人に理解してもらうことは難しいのかもしれません。
2020年10月に第一子を出産したばかりの私も、妊娠前は生理が重く、特に初日と2日目は夜用ナプキンを1時間に1回は交換するくらいの経血量でした。一方で、生理痛はそこまでひどくなかったので、経血量が多くてつらくても「みんなこんなものだろうな」と思っていました。
しかし、とあることで、大切なパートナーにこのつらさをわかってもらえないことの悲しさを知ったのです。
生理がつらいことを理解してもらえず…
私が29歳のときにお付き合いしていた男性(33歳)は、周りの人からも「やさしい」と評判の良い人。しかし、いざ、お付き合いを始めると、彼が気に障らないことがあれば暴言を吐かれたり、無視をされたり。
なかでも私がつらかったのは、「生理で体調が良くないから、性行為はできない」「経血量が多くてつらいから、生理が始まった2日間はデートを避けたい」と伝えても、まったく理解してもらなかったことです。
私がいくら訴えても、過去の彼女を引き合いに出して比較され「みんな大丈夫だったから大丈夫」と言われたり、無理やり性行為をされたこともありました。これは、今でもとても悲しく、つらい経験です。
その後、私は妊娠が判明。
その男性とは、結婚を前提にお付き合いをしていましたが、妊娠判明後「堕ろしてほしい」「結婚は今はできない」「責任は取れない、でも別れたくない」と自分勝手な言い分ばかり。
私自身は授かった命を守りたかったので、別れることを決断。未婚のシングルマザーとして彼の子を出産し、育てることを決めました。
自分の体を大切にすることが一番!
今回の経験から、自分の体を大切にしてくれないパートナーなら、そんな人間関係は捨ててしまって良いのではないかと考えるようになりました。
今、私自身は、職場や友人など周囲の支えもあって、愛しいわが子の育児を楽しめています。私の選択は間違っていなかったと胸を張って言えますし、子どもを授かっていなければ、ただただ心と体の傷になってしまっていたのではないかと思います。そして、彼とお別れしたことによって、自分のことを大切にできるようになりました。
生理を通じて、自分の人間関係を見直すきっかけになりましたし、本当に生理に関する考え方は人それぞれだなと思いました。
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監修/助産師REIKO
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文/ミコママさん