買い物施設などにも子どもが遊べるプレイランドがあり、気軽に遊べるスポットとして人気ですよね。ある日、わが家でプレイランドへ遊びに行ったときのこと。ある事故が発生しました。この体験を通じ、プレイランドで安心して遊ぶために心得ておきたいことをお伝えします。
子どもは予測できない危険行動を起こす
プレイランドへ出かけると、走り回る子どもたちでいっぱい。子ども同士がぶつかりそうになるなど、見ている方がヒヤヒヤしました。そんな中、「何をしよるんぞ!」という父親の怒声が響き渡りました。その瞬間、シーンと静まり返る店内。
見ると1歳くらいの子どもが仰向けになって泣いています。小学校低学年くらいの子どもと思いっきり衝突したよう。頭を強く打った1歳くらいの子どもは、そのまま病院へと向かいました。
乳幼児専用スペースがあるプレイランドへ
衝突を目の当たりにした私は、恐ろしくてたまりませんでした。遊んでいた場所は、とくに年令制限のない場所。子どもにマナーを守らせる重要さも感じますが、互いの保護者にも責任があると感じました。
混雑している場所で小さな子どもを遊ばせるのは、やはり危険です。いくら親が見守っていても、子どもは予想だにしない行動を起こしてくるからです。遊ばせる場合は、乳幼児専用スペースがあるプレイランドだと安心ですね。
できるだけ混雑の少ない時間帯、日を選ぶ
わが家が遊びに行った日は週末のイベントが開催される時間帯。まさにいちばん混雑するときに遊びに行ったんです。それだけ衝突などのリスクがアップします。小さな子どもが安心して遊ぶために、できるだけ週末や連休を避ける、朝イチを狙うなど行く時間帯や日にちを選ぶのも方法です。
また、晴れの日より雨の日の方が混雑する傾向があります。あえて天候のいい日に出かけてみるのもいいかもしれませんね。
たとえ監視員がいるとしても、子どもの安全を100%守る保証はありません。子どもを守るのは「親」だということを再認識させられた体験でした。混雑している場合は避けるなど、遊ぶ環境も大切にしたいと感じています。(TEXT:田中由惟)