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6歳娘の赤ちゃん返りに困惑!構ってほしくて別の人格を作り出すように…

下のお子さんが生まれてから、上のお子さんが赤ちゃん返りをして別人格を作り出し、困っていたというママ。上のお子さんが別人格になるのはさみしさの裏返しなのではないかと考え、一緒に過ごす時間を増やすようにしたそうです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師松井 潔 先生
小児科 | 神奈川県立こども医療センター 産婦人科

愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等、同総合診療科部長を経て現在、同産婦人科にて非常勤。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
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6歳娘の赤ちゃん返りに困惑!

 

下の子を出産してから始まった上の子の赤ちゃん返り。わが娘の赤ちゃん返りはかなり徹底していて、自分とは違う、赤ちゃんの人格を持つもう1人の自分を作りだし、正に二重人格になっています。もうすぐ下の子が生まれてから2年、娘は6歳になりますが、もう1人の人格が消える気配はなく⋯⋯。

 

構ってほしいときに現れる「みうちゃん」

弟が生まれてから、娘は何かと手をかけられて周囲からもかわいがられる弟がいつもうらやましい様子でした。そんな娘の中には、本名とは全然違う娘が名づけた「みうちゃん」という別の人格がいて、2歳設定のみうちゃんは日常のさまざまな場面で登場します。

 

弟が泣いて抱っこをせがんでいると、隣でみうちゃんも泣きまねをします。「みうちゃんが泣いてるよー。抱っこしないの?」と娘。別の場面では、弟の世話で手があかず娘にトイレに1人で行くように伝えると、「みうちゃんは赤ちゃんだからそんなことできません」という始末です。

 

頻繁に出現し、呼び名も定着した「みうちゃん」

このみうちゃんは、弟が生まれて数カ月したころに突如現れました。「家ではみうちゃんモードでいたいから、みうちゃんて呼んで」という娘の要望に応えているうちに、本名よりも「みうちゃん」という呼び名が定着してしまい、家の外でもうっかりみうちゃんと呼びそうになってしまう程です。

 

赤ちゃん返りもそのうちおさまるだろうと、できる範囲で娘がしたいようにさせていましたが、みうちゃんモードになられると赤ちゃんが2人いるのと同じ状態でとても大変です。

 

赤ちゃんへの憧れはさみしさの現れ?

うちの子たちは4歳差で、弟が生まれるまで比較的私をひとり占めできる期間が長かった娘。ある程度物心つくころに弟が誕生したので、それまで自分につきっきりだった母が、弟の世話のために離れてしまったさみしさがあるのかなと思います。

 

4歳も成長の差があると2人とも同じように教育するのは難しいので、折に触れて「あなたはもう赤ちゃんじゃないからね」と諭してはいます。しかし、さまざまな場面で言われたことを守らなくても叱られない弟をうらやみ、自分も甘えたいという欲求もあるようです。

 

 

娘がみうちゃんモードになるのは「自分にも構ってほしい」という欲求の裏返しなのかなと思い、最近はできるだけ弟を預け、娘と私の2人で過ごす機会を作るようにしています。来年からは小学生になる娘。そろそろみうちゃんを卒業してもらいたいので、別の方向から欲求が満たされることで、赤ちゃん返りが終了することを願っています。

 

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著者:澤崎 凪

1男1女の母。パーソナルカラーコーディネーターの資格を持ち、色彩関係、ファッション関係のほか、自身の体験をもとにした子育て関係のジャンルを中心にライターとして活動中。

 

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