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本当は怖い!白髪染め薬剤の子どもへの影響

 

赤ちゃんがいる生活だと、普段日常的におこなう行為が身体に影響を及ぼすこともあります。今回は「白髪染めの薬剤」に関する影響についてです。

 

 

Q. 白髪染めの薬剤が子どもにどう影響するか心配です

生後20日の子どもを、実家で育てています。先日、白髪染めをしている最中の父に20分間ほどミルクを飲ませてもらい、その後20分間ほど、ゲップのための縦抱きを2回してもらいました。
さらに、子どもは白髪染めのにおいのこもった部屋で、6時間ほど過ごしていました。 子どもに直接、薬液はついていないと思います。しかし、白髪染めには、有害物質がたくさん含まれており、有害物質は皮膚から吸収されるだけでなく、気化した薬剤を吸い込むことで、肺からも吸収されることを知りました。
今は大丈夫でも、将来的に肺や呼吸器系に影響が生じたりするのでしょうか? 今後、気をつけるべきことはありますか?

 

 

A.一時的であれば問題ありません。

染毛剤には、パラフェニレンジアミン、アミノフェノール、レゾルシンなどの有害物質が含まれており、これらの物質に接触したり吸入したりすると、皮膚炎を発症したり、鼻やのどの粘膜に障害が発生し、痛みが生じることがあります。重篤な場合、呼吸困難が引き起こされることもあります。


今回は一時的であり、触れたりなめたりした様子でもないようですし、何の症状も出現していないようですから、このまま様子を見てもよいかと思います。また、今後、赤ちゃんの身体に何らかの悪影響が生じることは、まずないと思います。

(回答/天神先生)

 

 

 

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