こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。ごはんにもおやつにも手軽に食べられる総菜パンや菓子パン。市販でもさまざまな種類がありますよね。今日はそんな総菜パンや菓子パンを、赤ちゃんはいつから食べられるのかというお話をしますね。
市販の総菜パン・菓子パンは食べても大丈夫?
市販の総菜パンや菓子パンは味が濃い、甘い、油・添加物・保存料が多いなどの理由から、内臓の未熟な赤ちゃんには不向きと考えています。とはいえ、外出するなどの理由で与えることもあると思います。
外出先などで総菜パンや菓子パンをあげるときには下記の4つのポイントを気を付けてみてください。
・1歳過ぎてから
・頻繁に与えない
・少量にする
・総菜の入っていない部分をちぎって与える
市販の総菜パン・菓子パンの選び方
では、赤ちゃんに市販のパンを与えるときの選び方です。
・基本は食パンを選ぶ
赤ちゃんにとって、総菜パンよりも食パンの方がいいので、基本的には食パンを与えましょう。
・中身を確認する
総菜パンの中に何が入っているのかを確認しましょう。心配なときは裏面表示のチェックもしましょう。
手作りパンのポイント
市販の総菜パンや菓子パンのお話をしてきましたが、おうちで作ったパンはどうでしょう。赤ちゃんが生まれたことをきっかけに、自分でパンを手作りするようになったママも多いと思います。せっかく赤ちゃんに食べさせてあげるなら、赤ちゃんの食べやすい食材を入れたり、味つけはほんの少しにして、素材の味を生かしたものを具として入れるといいですね。
たとえば、ゆでた小豆・コーン・チーズ・玉ねぎ・かぼちゃ・さつまいもなどを入れると素材だけでもおいしいパンができますよ。
総菜パン、菓子パンは手軽に買えて赤ちゃんに与えやすいですが、買うときには「まだ離乳食期の赤ちゃんが食べる」と思って選んでくださいね。
著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨
保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。