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1歳~1歳6カ月ごろの赤ちゃんの口の発達って? 保育士が教えます!

この記事では、1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)の赤ちゃんの口の発達について、保育士であり、離乳食インストラクターの中田 馨さんが解説しています。

離乳食完了期の赤ちゃん

 

こんにちは。離乳食インストラクターの中田 馨です。離乳食には、その時期ごとに食べられる食材の種類や固さや大きさの目安があります。今日は1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)の赤ちゃんの口の発達から見る、離乳食の進め方についてお話しします。

 

1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)の赤ちゃんの体の発達

このころの赤ちゃんは、つかまり立ち、つたい歩きができるようになり、徐々にひとりで歩くようになります。また「まんま」「ぶーぶ」など、意味のある発語も始めます。赤ちゃんとお話しできる楽しさが増す時期でもありますね。

 

1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)の口の発達と離乳食の形状

1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)の赤ちゃんのお口は、大人並みに自由動かすことができるようになります。歯も奥歯が生えてきます。

 

食べ物の大きさは、1cm程度。ご飯は軟飯~普通飯を食べられるようになります。かなり形のあるものを食べられるようになってきます。ただ、まだまだ咀嚼力は未熟ですので、やわらかく煮ることは引き続き、続けてあげてください。

 

1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)の食べさせ方

しっかり椅子に座って食べられるようになります。手づかみ食べをしっかりしながら、スプーンにも興味を持ち始めるころですね。まだじょうずに食べられなくても「自分で持つの!」と、スプーンをママから奪い取ってしまうこともあると思います。

 

そんなときは、ママ用のスプーンと赤ちゃん用のスプーンを用意するとスムーズですよ。スプーンを使ってみたり、疲れたら手づかみしてみたりして食べます。少々テーブル周りが散らかるかもしれませんが、じょうずになる途中段階です。温かく見守ってあげてくださいね。

 

1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)の食べさせる時間

徐々に大人と同じ時間に食べられるといいですね。1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)は、3回の食事におやつがプラスされます。おやつは、朝・昼・夜の食事時間の朝と昼の間、昼と夜の間に摂ってください。ただし、夜は就寝までに時間を空けたいので、19時までに食べきるように心がけてください。

 

1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)の目安量

離乳食の量は、あくまで目安ですが、1回の食事で、軟飯だと80g、野菜・果物で40~50g、豆腐50~55g(肉・魚なら15~20g)程度を目安にしてみてください。

 

メニューづくりのコツ

一汁三菜とまではいかなくとも、「献立」を意識してみてくださいね。離乳食を特別に作っているとなかなか大変ですが、大人料理からの取り分けメニューにすれば、少しラクになりますよ!

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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