保育園のお弁当

しらすさん、こんばんは。
管理栄養士の一藁と申します。

お弁当作りをご負担に感じているのですね。
私も子供のお弁当を作り始めた当初はとてもプレッシャーに感じていたので、お気持ちわかります。。

ちゃんと作ろうというお気持ちはとても素晴らしいと思いますが、逃げたくなってしまうほど感じてしまうのはお辛いですね。
まず、お弁当は１日３食のうちの１食ですから、不足分は他の食事や数日間のうちでカバーすればOK！です。
お仕事も忙しく時間がない中でお弁当作りは大変なことだと思いますので、ご自分ができる範囲でやれば十分ですので、少し肩の力を抜いて作ってくださいね。

ポイントとしては、１歳でしたら主食は食べやすい一口おにぎりやサンドイッチにして、
他の主菜と副菜のおかずを各１品ずつ用意することを目標にしましょう。

主菜は卵焼きや茹で卵、作り置き＆フリージングできる肉団子やハンバーグ、
食べやすく切って入れるだけのちくわやさつま揚げ、チーズなどがおすすめです。

副菜は一口大に切ったミニトマトや、柔らかく茹でたブロッコリー、人参、カボチャ、ほうれん草や枝豆などは小さいお子さんでも食べやすく調理も簡単（洗うだけ・茹でるだけ）です。
味を付ける場合は塩やしょうゆ、マヨネーズなどを少量かけましょう。
色の濃い緑黄色野菜は彩りも良く、ビタミンも豊富で栄養も摂れますよ。

また、これらの野菜はおかずが少なくお弁当にちょっと隙間が空いてる時にも、スペースを埋めるのに大活躍なので
大人のサラダや副菜を作るときに、ついでにお弁当用で作り置きしておくと便利だと思います。

毎朝作らなくても、前日の夕食のおかずを多めに作っておいても良いと思います。
その場合は食中毒予防に、お弁当に入れる前にはレンジなどで中までしっかり再加熱して、粗熱を取ってからお弁当に入れましょう。

献立で悩んだらある程度定番メニューをローテーションさせると、考える負担が減ります。

主食（おにぎり）は海苔→鮭→わかめ…など。ふりかけを使うときは少量。
主菜は卵料理→肉料理→魚料理→大豆や乳製品
副菜は赤色→緑色→黄色の野菜うち１～２品くらい用意　
といった感じです。

お弁当はお子さんが完食できた喜びを感じてもらうことも大切なことかと思いますので、お子さんが好きなもの・食べてくれるものを入れてあげ、毎回違うメニューや凝った料理でなくても良いと思いますよ。

今は添加物の少ないお弁当用の冷凍食品なども充実してますので、そういったものも活用しつつ負担にならない程度に作ってみてくださいね。

以上ご参考までに、よろしくお願いいたします。

管理栄養士：一藁暁子 2019/12/04 22:47

ID: 448702

先生中々お返事出来ず申し訳ありません。本当にプレッシャーで保育士からもう大人と同じの食べれるのでハンバーグとか、唐揚げとか大人のとりわけでも大丈夫ですよと言われるんですが、塩分量や、糖分を考えると何にしたらいいか訳わかんなくなって必死に探してという感じで…
先生のアドバイスとても参考になりました！子供が現在卵アレルギーで余計悩んだりしています。オムライスとか卵料理は作りやすいので、それをお弁当にしたいんですがアレルギーな仕方ないですね。以前は何でも良く食べたのに最近野菜を柔らかく無いと食べないようになり、お弁当でバランス良く心がけても野菜だけ残されるとせっかく作ったのにと凹みます。少し肩の力を抜いて頑張っていこうと思います。お忙しい中メッセージありがとうございました！

しらす 2019/12/10 00:55

ID: 450186

しらすさん、お返事遅くなりすみません。
一歳頃は急に好き嫌いが出てきたり、気分によって食べたり食べなかったりする時期ですので、
アレルギーもありますと、さらに毎日のお食事の準備は負担に感じますよね。

塩分や糖分など、栄養バランスにも気をつけていて、とても素晴らしいと思います。

塩分が気になるならハンバーグのソースをかけないようにしたり、油や糖質が気になるなら唐揚げなら衣を（半分くらい）とって与えるだけでも違いますよ。
一食くらい栄養バランスが乱れても次や他の食事で調整すれば大丈夫なので、
適度に手を抜いて無理せずお弁当作りをしてみてくださいね！

管理栄養士：一藁暁子 2019/12/12 09:15

ID: 450864