
当時、私はコンビニで働いていました。仕事そのものは忙しくても、どうにもならないほどではありませんでした。ただ、出勤するたびに感じる言いようのない居心地の悪さがありました。原因には心当たりがあっても、誰かが口に出すことはなく、その違和感を覚えたまま日々を過ごしていました。
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出勤するたびにあった居心地の悪さ
私が働くコンビニには、60代の女性スタッフがいました。勤務年数が長いこともあり、いつの間にか職場の空気を支配する存在になっていました。まるで自分の店であるかのような横暴な態度で、「いらっしゃいませ」という言葉を口にすることはほとんどありませんでした。
レジには立たず品出しが中心で、高齢のお客さまが財布の中を探して支払いに時間がかかると、そばでいら立った様子を隠そうともしませんでした。その場にいるだけで気まずくなり、私は何度も視線を落としたのを覚えています。常連客の中には、その人の出勤タイミングを避けるように、来店時間を変える人もいました。
見過ごしてきた違和感の限界
そんな状態が続いていたある日、はっきりと状況が変わる出来事が起こりました。私とペアで働いていた20代の同僚に向けて、年配のスタッフがきつい言葉を投げかけたのです。その同僚は、まだ1歳の子どもを保育園に預けながら働いていましたが、明るく社交的で、職場でも周囲と自然に打ち解けるタイプでした。








