
「これくらいで病院に行ってもいいのかな?」と、つい後回しにしてしまいがちなおなかの不調。だけどそれは大腸からのSOSかもしれません。本記事では病院で「潰瘍性大腸炎」と診断された2人のエピソードを紹介します。どんな前兆があったのでしょうか?
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大腸内視鏡検査を受けると

初めての出産をして1年がたとうとしていたときのこと。1日の便の回数がどんどん多くなり、しまいには20回以上となる状況に……。あまりにも回数が多くて外出もできなくなってしまい、胃腸科を受診しました。
病院では、おなかの触診とエックス線検査をしました。そして、薬を渡されて経過観察となりました。そのときは、「すぐに治るだろう」と思っていたのですが症状は変わらず……便の回数の多さに悩まされる日々が続きました。6カ月たっても良くならず、自分では過敏性腸症候群なのかなと思っていました。
原因不明の病気だった
長期間症状が落ち着かないため、先生に相談しに行きました。すると、大腸内視鏡検査を勧められて受けることに。検査の結果、潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん/大腸の粘膜に潰瘍ができる大腸の炎症性疾患 )であることがわかりました。
大腸の粘膜に炎症ができて、腹痛や下痢、血便などの症状が出る難病のようです。発症する原因は不明の病気とのこと。私は大きなショックを受けました。
幸い症状は軽度だったため、年に1回の検査と薬の治療で、徐々に症状が緩和されていきました。それ以外にも、食べた物を毎食記録して管理し、ストレスケアや睡眠改善など、できる限りの対策をおこないました。その中でもストレスケアは重要だと感じました。物事の受け止め方を変えるだけで、スーッと心がラクになっていくのです。
そうしてようやく数年後の検査で、症状が良くなっていると言われました。
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これまで私は大病を患ったことがなく、まさか自分が潰瘍性大腸炎を発症するなんて思ってもいませんでした。そして皮肉にも、病をきっかけにして、自分自身の健康意識を高めることができました。今回の件で学んだことを生かして、健康体を目指そうと思います。
監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)
消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。
著者:福良よしみ/30代女性・主婦








