
結婚10年目で授かった大切な息子。けれど、ワンオペ育児と生活の不安に追い詰められていた私は、ある出来事をきっかけに夫への気持ちが変わりました。あの日は私にとって大きな分岐点となったのです。
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余裕のない生活と孤独な育児
念願だったわが子との生活が始まったものの、現実は想像以上に厳しいものでした。当時、夫は自営業を始めたばかりで経済的な余裕はなく、地方で仕事も少ない中、節約を重ねながら暮らしていました。
息子が2歳半になるころには、育児のほとんどをひとりで担う日々。体調不良も重なり、心にも余裕がありませんでした。家にいても育児に積極的とは言えない夫の姿に、少しずつ不満が積もっていきました。
妹の結婚式前日の出来事
妹の結婚式を翌日に控え、私は準備に追われていました。「ママ、ママ」と甘える息子に、「もう1人大人がいるんだから、パパに聞いて」と声をかけました。本心では夫に助けてほしい気持ちもありました。
すると夫は「その態度はなんだ。嫌みっぽく言わず、お願いすればいいだろ。そんな態度なら、明日の結婚式は行かない!」と声を荒らげました。
その言葉を聞いた瞬間、怒りよりも先に、胸の奥が静かに冷えていく感覚がありました。自分の気分一つで大切な予定をやめようとする姿に、言葉を失いました。








