
結婚16年目の今でも、あの朝の光景を鮮明に覚えています。結婚2年目、まだ新婚気分が抜けず幸せな毎日を送っていたころのことです。夫が参加した新入社員の歓迎会が、まさか私たちの家計と信頼を揺るがす出来事になるとは思いもしませんでした。
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珍しく参加した歓迎会
夫は10歳年上の電気工事士です。真面目で穏やか、これまで大きなトラブルもなく過ごしてきました。
普段はほとんど飲みに行かない人ですが、その日は会社の新入社員歓迎会に参加し、二次会まで出席したそうです。帰宅したのは午前2時ごろだったようで、私はすでに眠っていました。
土下座の理由
翌朝、夫は寝室ではなくリビングのソファでうなだれていました。二日酔いかと思いましたが、「昨日は楽しかった?」と何げなく声をかけました。その瞬間、夫はいきなり土下座しました。
理由を聞くと、二次会で人生初のキャバクラに行ったとのことでした。料金の仕組みも知らないまま、先輩という立場もあり、後輩にどんどん飲ませていたそうです。
夫は会計を自分が払うつもりでいたようですが、提示された金額は総額80万円以上でした。酔いは一瞬でさめたそうですが、支払わないわけにはいきません。現金は足りず、生活費の口座から引き落とされるカードで支払ったと聞き、怒りが込み上げました。








