定期的な歯医者通いで見えた希望
その後、定期的に歯科へ通い、かみ合わせの調整や部分的な処置を受けることにしました。ほんのわずか歯を削るだけで力のかかり方が変わり、かなり痛みが軽減したので驚きました。
当たり前のように使っていた歯が、実はとても繊細なバランスの上に成り立っていることを思い知らされました。若いころには気にも留めなかった「体のメンテナンス」という言葉の意味を、身をもって理解したのです。
まとめ
好きなものを自由に食べられることは、決して当たり前ではないのだと、改めて気付かされました。歯は替えのきかない大切な存在であり、日々の積み重ねが未来の快適さを左右します。
これから先もおいしく食べ続けるために、自分の体と丁寧に向き合っていきたい!と、前向きに思えるようになった出来事でした。
医師によるアドバイス:「食いしばり」が歯に与える影響とケア
加齢による変化は誰にでも訪れますが、実は何げない日常の習慣が影響していることも少なくありません。硬いものが噛めなくなるメカニズムと、健やかな歯を守るための対策を解説します。
■無意識の「食いしばり」が歯を壊すことも
虫歯がないのに歯が痛む原因の多くに、無意識の「食いしばり」や「歯ぎしり」があります。40代は長年の負荷が蓄積し、歯に目に見えないほどの細かなヒビが入ったり、歯を支える組織が炎症を起こしたりしやすい時期です。「硬いものがかめない」という違和感は、体からの重要なサインです。
■「かみ合わせの微調整」の重要性
かみ合わせは、髪の毛1本の太さ(約0.1mm)のズレでも違和感が生じるほど繊細なものです。体験談にあるように、特定の歯にかかる負担を「咬合調整(少し削るなどの処置)」で逃がしてあげるだけで、痛みが劇的に改善することは珍しくありません。我慢せず、早めに相談することが大切です。
■未来の歯を守る「マウスピース」という選択
食いしばりの自覚がある場合は、夜間に「マウスピース(ナイトガード)」を装着するのも非常に有効です。物理的に歯への衝撃を和らげることで、歯の寿命を延ばすことができます。「痛くなってから治す」から「痛くならないように守る」へ、定期検診をメンテナンスの習慣にしていきましょう。
監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)
川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。
著者:大野肉美/40代女性。2015年、2019年生まれの女の子のアラフォー母。育児の傍ら在宅ワークをおこなう。趣味はK-POPや音楽活動。日常生活のクスっと笑えるエピソードを読んだり聞いたりするのが大好き。モットーは「一日一笑」。
イラスト:マメ美
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※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)








